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バチェロレッテ考察

こんにちはLe Lectierです。

今回は話題になっているバチェロレッテについてお話ししたいと思います。

私は最終回まで視聴したのですが、一度4話まで見た際の感想を紹介します。

、まず、バチェロレッテのパーソナリティーとして、いい意味でも悪い意味でも強い方で、男性の人間性を見抜いてしまうのではないでしょうか  (物語の中で自認しており、それによって過去の恋愛がうまくいかなかったと語っている)。

彼女は差別や偏見(沖縄出身だが両親は沖縄出身ではないことによるもの)を受けながらも「わたしとはなんだ」という思考を通して、アイデンティティを確立してきたようです。

そして、アイデンティティの確立を行ったことを通して自分自身の芯を持っことができるようになったように推測されます。

そのため、男性自身が自らのアイデンティティをどのようにとらえているのか明確に言語化できる方を求めているように感じました。

そのため、現時点(4話終了時点)では、「これまで日本での生活において差別や偏見に苦しんだ海外の血筋が含まれている方」や、「内省をよくする芸術家的な方」、「プライドの高いナルシスト的な方」を選んでいるのではないでしょうか。

今回においては、これまで日本で生活する上で自分のアイデンティティを意識する必要が無かった大多数の男性は不利になったと解釈しました。

自分と同じ境遇や価値観の男性が数人(しかも、1対1のデートのはじめの方に)いたことによって、その後の他の男性(外見や出身でつらい思いをしたことが無い所謂”日本人”)との会話の中で少しでも混乱や矛盾がはらむ発言をした際には攻撃的な口調になったり、バッサリと切り捨ててしまっていたと感じました。

他のレビューでは、きちんと答えられない男性に対して「薄っぺらい」という評価をされていますが、「自分とは何か」をしっかりと矛盾なく持ち、これからの仕事・私生活の目標や展望を完璧に言語化できる人がどれだけいるのでしょうか。

また、彼女の魅力について外見しか述べられなかった男性に失望の感情を明らかにしていましたが、女性の顔と年齢、大まかな職業だけを知った状態で会ったのにも関わらず、数日会っただけで、外見以外の魅力(彼女自身も感じている)を言語化して言える人がどれだけいるのでしょうか。

自分の求めている答えが言えなかったから落とすというのはあまりにも酷なのではないかと感じました。
男性が自分の思いを打ち明ける前に、バチェロレッテに「私の求めている答えをすぐに言語化できないorちょっと発言に矛盾があるからさよなら」と落とされていった気がしました。

本当の意味で、彼女と価値観が合い、自分の思考を完璧に言語化できる人がいればうまくいくのではないか(男女の仲ではなく自分と心が通じるという意味で)と推測されますがそのようなまるで自分の生き写しのような男性を彼女はオスとして見ることができるのかということが気になりました。

彼女は「真実の愛」を探しに来たと語っていることからその点が気になりました。

次回は最終回まで見た後のレビューを書こうと思います。

以上 LeLectierでした。

ありがとうございました。

良ければいいねよろしくお願いいたします。

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