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NATURAL DYEについて ー染工場のこと

Natural dye cllection の染色をお願いしているバリの草木染め工場のことをすこしご紹介します。
バリ島の中心地から車で1時間ほどの、緑豊かな環境に工場はあります。

工場では、染料になる植物の採集や染色後に流れる水の浄水処理にも自分たちで工夫を加えるなど、自然に配慮したものづくりをされています。
そして、ただ植物を使って染色をするだけじゃなく、環境に配慮した循環システムを作り上げています。




1.市と連携した植物の入手経路

染めに必要な草木を自分たちでも栽培していますが、市が街中に生い茂る植物を伐採する際、草木染めで必要な葉がある場合連絡が入るように連携しています。
本来捨てる葉を使用する事により、市が処理する為にかかるお金を減らす事ができ、工場は草木染めで使う葉を手に入れることができます。


2.草木を栽培し草木の元へもどす循環システム

原料はすべて自然由来ですが、染めた後の原液はそのまま下水へ流さず、染料を浄化してくれる植物を植えた浄化システムを作り上げています。

まずは工場内にあるビオトープへ流す

ホテイアオイが濾過

バナナの木の下へと流れていき、元気なバナナを育てて、

川へと循環する

工場の隣にあるバナナ畑では、栄養をたっぷりすいこみ通常の2倍くらいの大きさに育っているそうです!


一つ一つ 人の手により作られていく草木染めの工程知ることがどれだけ大切なことなのか

そして  
環境に配慮した"循環システム"を確立されているこの染め工場、オーナーさんとの出逢いが

"BALIの草木染め🌿でふくをつくりたい"と強く思うきっかけになりました

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