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デンマークのフォルケホイスコーレに入学する

「先生ですか?生徒ですか?」

流暢な英語で声をかけてきたアジア人に、拙い英語で返答する。

I am a student same as you!

ところが彼は日本人だったのね。びっくりした。日本の中学を卒業した後、高校には進学しないで放送大学に行き、この後は海外大学に進学予定だという。お金感覚がすでにあり、「最小コストで最大効果を出せる」ことをわかっていて、自分で調べながら、様々な国にも足を運んでいる。びっくりしたと同時に、嬉しくなった。日本も捨てたもんじゃないな、と思った。

休職してデンマークに来ているのだが、やはり教育についてはどうしても興味が湧く。昨日は23時頃、現地に到着したのだが、メキシコ人の男子二人に建物内でばったり遭遇した。

こちらが何も言わないのに、向こうから、挨拶、簡単な自己紹介、握手という流れ。この当たり前のことが、普通の日本人(老いも若きも)にはなかなかできない。慣れていないだけなんだが、、、

日本人の一番悪いところは、「いざとなったら出来るよ」という人たちだ。実は私もそうで、そう言いながら今日になってしまった。マズイ。

約半世紀、「いざとなったらできなかった」歴史を辿ったのだから、自信がある。(そんな自信はいらないが。。。)

今日の一言は、「いざという時のために、準備できる人が成功する」かな。

そして私は相変わらず、のらりくらりと自分を騙しながら、緑あふれる学校のお庭で、(本当はビールを飲みたいのだが)お水を飲みながら、ようやく慣れてきたMacBook Airに向かっているのでした。








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