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「自分の人生は、自分で決める」って、言えるようになりたいな。人生の開拓者たちの話を聞いてジーンとなりました。

2022年4月12日(火)、デンマークはイースター休暇の最中。たまたまデンマークにお住まいのお二人、黒田沙羅さん、田畑洋平さんにご登壇いただきました。今回は新たに加わった@jackがディスクジョッキー風にイベントをスタートしてくれたり、BGMを流してくれたり、イベント終了と同時にグラレコを共有してくれたりと、大活躍!仲間が増えるって、できることが増えるってことなんだな、と感動。何よりもスピーカーのお二人に、話をしやすい環境を提供できたのではないか、と嬉しく思っています。さてさて、お話の中身に入っていきましょう!

高校進学しないで放送大学に入学したサラさん、日本国内大手企業をからデンマークのベンチャーに転職したヨーヘイさん、二人とも勇気ある決断!

あすキラLab vol3のタイトルは ー人生の開拓者たち「自分の人生は、自分で決める」ー でした。10代と30代で人生の大きな選択をしたお二人のお話を伺いました。

自分らしく生きる、ことへの転換のタイミングはヒトによって違ったり、そんなタイミングがこなかったり、チャンスがあっても逃しちゃうこともあるのだな、と思いました。しかし、お二人は自分でチャンスを作っていきました。さて、どうやって作ったのでしょうか?

サラさんの場合は、中学の次の進学が転換点。自宅から高校までが遠いこともあり、いろいろ調べるうちに放送大学にたどり着いたというのが驚きでした。中学生が「放送大学は高卒じゃなくてもいけるから、その分、オンラインで学んで世界を回るなどいろんなことをやってみたい!」と気づたことがすごいし、その上、保護者も賛成して、中学卒業、即放送大学入学 を実行してしまったという大胆さ。高校生ではない16歳がアメリカ→カナダ→欧州を一人旅して現在の配偶者にも巡り合ったということで、「この生き方を選んでなかったら、今の夫と巡り会うこともなかったし、デンマークに定住することもなかっただろう」って。しかし、会話がエスペラント語という家庭も初めて聞いたので、いろんな世界があるのだな、と話を聞くだけで驚きの連続でした。

そして、ヨーヘイさんはすでにデンマークに8年滞在の日本人。日本の大手企業に就職し、シンガポール、デンマークと転勤する中で、現在の会社が「スカンジナビアに強いアジア人」を探していて、逡巡の末に、当時はまだまだ小さかった現在働く会社に転職をするという一大決心!「そのままいれば安泰なのに」という言葉を尻目にできた背景には、小さい時から両親が「選択肢が狭まらない生き方」ができる環境を作ってくれていたことにあるのだと、お話を聞いていて感じました。そうそう、自己紹介の時に生粋のデンマーク企業のオフィスツアーをしていただきました。全員のデスクには3台のディスプレイがあり、こちらの会社は来週からイースター休暇と言うことでほぼ人がいない(早めに休みに入っている!)と言う状態で、ガランとしていたことが、日本との大きな違いだな、と思いました。「会社の人たちが5時にはほぼ確実に帰宅して、家族や子どもとの時間を大切にしている」と言う場面があり、彼がデンマーク企業に転職した背景にはそんなことも影響しているんだろうな、とも思いました。(はて、デンマーク企業の日本オフィスの方はどんな働き方をしているのか、気になるなあ、、、)

5年後、10年後に何をしていますか?と言う質問に対しては、二人ともが「未定」とのこと。その答えが嬉しかった。自分が何をしているかなんて、今わかるわけがない。その時のより良い時間のために、今を一生懸命楽しみながら、自分を高めているお二人のお話はどんな年代の人にも伝えたいと思いました。

日本人は計画を立てて遂行する能力がとても高いと思います。しかしながら、それが自分を「透明の箱」に閉じ込めてしまうこともあるのだな、と気づかされました。

あなたは、5年後10年後何をしていると思いますか?

私も「未定」と答えられるよう、ますます人生の選択肢を増やしていきたいと思いました。

さて、次回(2022/5/14土1930-21時)も人生の選択肢が広がること必至のお話です。日本のほとんどの人は企業や団体(学校や公務員等)に就職します。が、日本はどんどん変わっていっています。子どもたちの教育でも「メシが食える大人」「自分で稼ぐ力」などが言われて久しくありません。ぜひぜひご参加ください。

あすキラLab vol.4 -人生の探究者たち。経営者になっちゃったけど、これがよかった。 若者よ、早めに自分で稼ぐ世界に入りませんか?-

私の大好きな若き経営者です。お楽しみに!



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