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THINKING CLASSROOMS に関わる日々がスタート。

出逢ってしまったTHINKING CLASSROOMSの書籍

もう3ヶ月ほど前からだろうか、この書籍の翻訳出版と学校・授業への展開プロジェクトを開始した。と言っても、最初は二人。半年前に知り合った梅木卓也氏がこの本にある教え方でカナダで数学の高校教員をしている。話を聞けば聞くほどに、デンマークの小学校の「算数のドリルを複数人で行う理由」と重なった。

現在数学教育学の大学院生でもある梅木さんの恩師がこの本の著者リリヤドール教授だ。梅木さんには弊社のOut of Boxサービス(オンライン授業)でカナダから講師を何度か実施していただいた。そのうちの一つの授業がTHINKING CLASSROOMS の授業。オンラインで英語で数学を教えることをやってみた。その時に「イケル!」と思った我々だったが、その時にはスイッチは入らなかった。多分、二人とも「あれれ?」と思っているうちにプロジェクトが動き出した。梅木氏はTHINKING CLASSROOMSを、私は「複数人で算数の授業」を行うことの効果を日本で広げたいと思っていた。最初に考えていた目的は互いに違うものだったのだが、手段が同様だったこともあり、実は両方の目的はもちろん、様々な副次効果もあることがわかった。

THINKING CLASSROOMSがどんなものか、それがどんな効果をもたらすのか、それがなぜ日本に必要なのか、どんな人たちが一緒に動き出したのか、、、もっとたくさんの仲間を、スピーディにこの授業を展開していくことは日本の子どもたちの未来のためだ。そして、これはアジアやアフリカの子どもたちにも展開したいと思っています。

そんな未来の地球のための、小さなスタートから記録していきたいと思う。

<参考>
「考える授業」シリーズ(1)考える授業の根底にあるのは生徒ひとりひとりが考えること。

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