見出し画像

#2 RyF🚩 WSの環境と問いかけ

1.環境整備

①集中阻害要因をなくす
②スイッチのON OFF
「場」は外部要因で一瞬で壊れる
→集中できる環境を整える、参加者任せにせずマネジメントすることが必要である

○マネジメントすべき要素

①視覚
  zoomの背景など視界に入るもの
②聴覚
  スマホの音や外部音
③体感
  寒すぎず、暑すぎないように
④コンディション
  参加者の疲れ、眠気、空腹など 
  (⇄あえて空腹などを利用するWSもある ex.ハンガーシュミレーション)

○スイッチのON OFF

始まりと終わりの合図をはっきりすることが大事
ex)音楽や礼、拍手など

2.問いかけ

より良い問いかけとは?
・相手が自分自身の頭を使う問い
・相手の価値観を引き出す問い
・深く考えられる本質的な問い
・全く新しいアイデアにたどり着ける問い
  →同じテーマでも、どんな問いを投げるかで答えは大きく異なる場合がある

○より良い問いかけを考える4視点

①置き石理論
いきなり核心的な問いを投げても、参加者の心の準備が整わないと答えることができない。直線的ではなく絶妙な距離を保ちながら徐々に核心に近づいていく。

②発散と収束
発散とは・・・思考を広げる
  数を多く出すことが大切
  ex)人生でやって見たいことを100個あげよう→それらを仲間分けしよう
収束とは・・・思考をまとめる
  しぼったり順位づけすることが大切
  ex)大事な順に並べよう→人生でやってみたいこと5つのこととは?

③具体と抽象
本質を引き出すには具体(ex.人)と抽象(ex.人によって答えの変わるもの)を行き来することが必要

④内向きと外向き
内向き・・・頭の中にある価値観や原体験のことを深ぼる
  →その人の見ている世界を深ぼることができる
外向き・・・頭の中にないことを深ぼる
  →自分の固定観念に気づくことができたり、
   まだ気づいていない自分に気がつくことができる

3.立ち振る舞い

『どんな場にしたいのか』で立ち振る舞いを変えていく必要がある

○受容環境

心理的安全性→否定されない、拒絶されない、本音を言い合える

・伝える・・・「場」について伝える ex)グラウンドルールや前提
・自己開示・・・
   ファシリが自己開示しよう。ファシリが心を開いた分、参加者の心が開く
・受け止める・・・
   傾聴する姿勢でのぞむ
   賛成も否定もせず、話してくれたことに感謝すると言う姿勢が理想的
   →「行動を褒めることが大切」
     内容を褒めると、「何か良いことを言おう」と言う内容に迷ってしまう

○集中環境

難しい問いを考えるのはストレスがかかる→集中し続けられる環境を提供する必要

・問いかける・・・
   問いに詰まっている参加者に噛み砕いた問いや置き石となる問いを投げる
   話がずれている時は、本題の問いを投げる

・待つ・・・
   沈黙は考えている時間であることが多いので待とう!

  

○活性化環境

参加者全員の脳をフル活用!

・問いかける・・・
   参加者の脳みそをどうやって「最大限に活用しようか」
   という発想で問いを投げかけよう

・整える・・・
   わかりやすく整理、ホワイトボードなどに書く
   ex)要約、言い換えるなど

・手放す・・・
   十分活性化したら、ファシリは終わり!参加者に任せる

○シュミレーション

これらの解像度によって、成功確率が大きく変わる
『5W1H(いつ、誰が、どこで、何を、どうやって)』を意識して
最高と最悪の趣味レーションをしよう

<実践を見る際>
なんでこの行動?
なんでこの順番?
なんでこの問い?
といった疑問やそれに対する仮説を立て、当事者に聞いてみよう

4.振り返り

○問いについて

以前から問いを生成することが苦手であった。1on1など問いを投げかける際に良い問いを投げることができないと感じていた。今回、どのように問いを投げ掛ければ良いのか学ぶことができてよかった。
中でも、具体と抽象の質問を意識することをテーマにその後の1on1の際に問いを生成する練習をしてみて、いつもなら知ることのできなかったような相手の考えやその根源にあるような価値観を知ることができてよかった。まだ意識的にやっても上手く問いを生成できていないので、今後の1on1などでも実践したい。
将来的には、問いかけの4視点を上手く使い分け、学びの伴走ができるようになりたい!

○意識してアウトプットすることの大切さ

問いでも触れたが、アウトプットの際にインプットしたことや以前の反省をいかに意識することが大切であると感じた。学んだ内容のうち1つでも良いので意識しながら、アウトプットをすることで私の見える世界も少しずつ変わっていくのが楽しい。
めちゃくちゃ、アウトプットが怖くて逃げたいですが、今私が感じているわくわく感を掴みにペア実践と実践を頑張りたいと思う!

#RyF #はたあげ日記 #問いの生成 #ワークショップデザイン



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?