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静岡県の放課後等デイサービス「P.P.Corporation」を見学しました!
○竹山代表との出会い
実は、保育園の時の担任の先生なんです!
1年前、母から連絡先を聞き、話していたが再会までに時間がかかってしまった、、
およそ17年ぶりの再会、第一声は「デカくなったな〜」
なんとも、竹山先生らしい第一声だった。
『いや、そりゃあ年長の時に比べればね?』そんなことを思いながら、少し緊張した再会は、17年の長い沈黙が嘘のように、笑顔で話す先生と園児になっていた。
1年間、チャットでは、竹山先生からは自身の活動の話を、僕からは研究や活動の話をして、お互いに会いたくてたまらなかった。
待ちに待った再会では、緊張もあったが、お互いの子どもたちに対する思いを通い合わせ、一瞬で仲間になれた。
どうやら、僕は、17年経っても鼻の形が変わっていないようです笑
○P.P.Corporationについて
パーパス
『人はだれもが
奇跡であり
その喜びを
社会と分かち合う』
ミッション『HOPE FULL』
P.P.CORPORATIONが目指すパーパス
(人は誰もが奇跡であり、その喜びを分かち合う)実現のためには、
個々人がもっともっと「希望」を実感できる社会になることが不可欠と考え、
このミッションを掲げています。
ビジョン『HELP FULL』
私たちひとりひとりがキセキであることを喜ぶために、
私たちP.P.CORPORATIONは
「支援で溢れる」組織でなければいけないというビジョンを
掲げています。
バリュー
まず、その人を見る
素直さは財産
挑戦していく
具体的が大切
「ちいさなできた」の積み重ね
共に悩み、共に喜ぶ
https://ppc-wonder.com/about/
P.P.CORPORATIONは、「誰もが奇跡であるという喜びを社会がもっと感じてもらえる」ように、放課後等デイサービスを軸に、個別の支援相談(P'S)やモデルプロダクション、各種ボランティアなどさまざまな福祉関連サービス・活動を展開しています。放課後等デイサービスは、富士市、富士宮市内に「ぷらす。」「こころ。」「ひとつ。」「えがお。」の4つを展開中。
今回は、富士宮市の「ひとつ。」と「えがお。」を見学ししました!
○OTを見学して
![](https://assets.st-note.com/img/1677492970612-DUNdiOlMjX.jpg?width=800)
ーOTって?ー
作業療法(occupational therapy)
作業療法士は、教育・福祉・医療など幅広い分野でクライアントと関わってています。特別支援教育では、教育対象年齢にの子どもに対し、障がいの種別に関係なく、評価や具体的援助について協力することのできる専門職です。学習や生活、遊び等学校で行う様々な活動を利用して、個別の子どもの課題への支援を行っている。また、将来への自立活動や就労を見通し、支援プログラムの提案ができる。作業療法士は、具体的な相談をもとに、その原因を探り(アセスメント)、具体的援助をその場で提供します。
https://www.jaot.or.jp/files/page/kankobutsu/pdf/edu.pdf
実際に、子どもたちの活動を隣から見ていて感じたことは、
「楽しそう」だなぁということ。
すっごく単純だけど、トレーニングや学びが子どもにとって楽しいものなるかどうかは、その活動をやる効果に関わるような気がする。
子どもたちがボールを落とさずに障害物のあるコースを歩き切ることワークに、真剣に取り組み、スタッフと一緒に課題をクリアしていく様子を見学した。
楽しみながら育っているところは印象的だった。
コースには、的当てがあって、ブランコになりながら、的当てをしていた。
何個倒したとか、誰が一番ではなく、
「みんな当てられてすごいね〜」と褒めているところは、
すごいなと感じた。
この場は、相対的に評価しているんではなくて、
一人ひとりの発達や成長に合わせて、支援を行っていて、
その子、一人ひとりの成長を応援し、その成長を見守っていた。
また、ある子どもが「この橋には、電気が流れていて触ったら、危ない!」というオリジナルの設定をつけていて、こんな子どもならではの設定がユニークでいいよね!
○1日過ごして学んだこと
ー1日の流れー
施設見学→トレキング体験→竹山代表と1on1→子どもの学習支援→子どもの遊びの伴走→OTの見学→えがおで子どもの遊びの伴走→送迎→竹山代表と1on1
ー運動療育トレーニングゲーム『トレキング』ー
トレキングという、療育の器具を体験しました!
やってみると、めちゃくちゃきつい、、(いい運動や〜)
僕も子どもも、ゲーム感覚で何度も挑戦していい汗をかきました〜!
ー自分自身の学びー
僕の子どもたちとの関わりは、
徳島県内の小学校でのTA
尼崎市の「児童ホームつくし」でのボランティア
今回も自分でテーマを持って子どもと関わろうと思った。
<今日のテーマ>
①子どもたち発信の活動の伴走をする
②実際に、放デイで働いている先生の接し方を見る
①子どもたち発信の活動の伴走をする
竹山代表から
「まず、子どもを見守ることができていてよかった。」
というフィードバックをいただけたことが嬉しかった。
元々、子どもの前で旗を振りたくなってしまう自分は、
「本当にこれで大丈夫かな?」という不安もあった。
しかし、「子どもには、子どもの世界がある」
だから、僕は子どもの世界を大人が無理やりかき乱すのではなく、
子どもの世界を子どもが作って
その中で大人に手伝ってほしいことを手伝う方が、
「子どもにとって楽しく、成長できるのではないか?」
という仮説があった。
学習支援でも、遊びの伴走でも、僕から「〜をしようは言わない」
子どもがやりたい活動をやりたいように、やらせてあげる。
困ってるな〜、危ないな〜っと観察していて思った時に、
初めて「何かあったの?」「困っていることはある?」と声をかける。
時間はかかるかもしれないが、
みんな自分たちの力で試行錯誤して壁を乗り越える。
僕が、次に身につけたい能力は、『子どもをより観察すること』
そして、いいタイミングで活動の手助けをたり、声をかけられるようになること。
今日もすこし自由にやりすぎて、unoのズルをめぐって喧嘩になりかけた、、、、
少しひやっとしました、、
ズルできるようになるってめっちゃ成長してんじゃん!って思うんですが、ズルは良くないですよね💦
②実際に、放デイで働いている先生の接し方を見る
先生方は、様々なスタイルがあって興味深かった。
的確に子どもの活動の支援をしている方、、、
子どもの活動に全力で答え一緒に活動する方、、、、、、
先生方にも、色があり、それぞれの色を生かして子どもに接していた。
共通していたのは
「子どもをよく見ている」
ことのように感じた。
活動している子どもたちを見て、
一緒に活動して欲しそうな子とは、一緒に活動して、
1人で集中している子どもには話しかけず、近くから見守る。
子どもたち一人ひとりに合わせて教育を行う際に、
これから必要になるのは、
このような『子どもをよく見る』という能力なのかもしれない。
僕は、これまでの経験や知識だけでは、子どもたちを支援するために限界があると考えている。今何が起きているのか、いち早く察知する。どうすればいいのか、一緒に子どもを見守るスタッフ間でミーティングを繰り返し、それぞれの経験や知識を組み合わせ、考え、実際に支援を行うことで、チームで子どもの支援を行うことができる。もちろん限界があることは承知である。しかし、子どもたちのためになるのであれば、「やるか、やらないか」聞かれた時の答えは前者であろう。
ー印象に残っていること・言葉ー
『自分からはやらない』
自分が、仮説として持っていた、子どもの活動を見守ることが、実は竹山代表が大切にしていることだったとは!?
驚きでした。
小学校と放デイという場所の違いはあるものの、子どもたちを取り巻く環境でこんなに考えが違うなんて。
僕も、多くの場でボランティアを経験しなければ、この仮説を抱くことはなかっただろうが、今回の見学でこの仮説が少し確信に変わった。
もちろん、僕は僕の考え方をアップデートし続けるが
僕は今日、子どもと関わる際の根幹にある「哲学」を手に入れたのかもしれない。
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