歳を重ねて聴こえてくる歌詞

ドラマ「プロポーズ大作戦」が流行ったのは
小学6年生の頃。
エンディングに流れる桑田さんの
「明日晴れるかな」を気に入って
ピアノで弾いたりしていた。
高校の文化祭で友だちと歌ったりもしたかな。
だから、昔からずっと好きだった曲なんだけど。
最近、改めて歌詞の一言に惚れ込んだ。

神より賜へし孤独やトラブル
泣きたいときは泣きなよ
これが運命でしょうか？
あきらめようか
季節は巡る魔法のように

1番のサビ前、こんな歌詞だ。
ここの、いやそこ？って言われるかも知れないのだけれど
孤独やトラブルに対して
「賜った」っていう言葉を使っているところに
感慨深い気持ちになっちゃって。

孤独やトラブルを与えられた、と表現するのではなくて
神より賜った、って。

この曲を知った頃の私や、友だちと一緒に歌った頃の私は
きっと孤独ともトラブルとも
まだまだ遠くの世界に生きていた。

今より幼く浅はかなわたしは
なんでここにトラブルって英語入れたんだろう、何となく歌いにくいやん？
って、そんなポイントで引っかかっていたくらいです。
引っかかるポイントも
年を重ねると変わるようで。

初めて曲を知った時の倍の年齢になり、
あのときよりは、孤独も、トラブルも
この心に経験したんだと思う。

孤独やトラブルの真っ只中では
賜った、なんて思わなかったけど
後から振り返ってみると
確かに賜ってたのかな、と思います。

今後も、然り。

ほかにも、もう１つ。
昔から知ってるけど歳を取って歌詞を聴くと、ふふん、な曲。

広瀬香美さんのロマンスの神様。
サビは誰しも知ってるであろう。

あの曲、歌詞をよくきいてみると
なお楽しい。笑

boy meets girl
土曜日遊園地
一年経ったらハネムーン

とかね。
ぶっ飛び具合が嫌いになれない。

なんていうか、
兎にも角にも浮き足立った歌詞なんだけど。

いつの時代も、若者は若者なんだなー、なんて思う訳です。
そして胸が軽くなる。笑
べつに、わたしがこの曲みたいなマインドで生きている訳じゃ全くないんだけど、
ちょっと思い詰めそうなときとかに
このマインドを思い出させてもらうと
なんだか笑えて来て、助かる。笑

性格良ければ良い
そんなの嘘だと思いませんか〜

ってサビ前の盛り上がりで叫んじゃうあたりの潔さも、好きだ。笑

なんだか
孤独やトラブル賜ったり、恋愛に行き詰まったりしてる人のコメントみたいになっちゃったけど
今特別そういう沼に嵌っているわけでもなく。笑

大丈夫、元気に生きています。
今の年齢、自分の中の今の時代を
愉しんでいこうという気持ちで。

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