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職人向き営業
先日、岡田斗司夫さんの「人生の法則」という本をkindleで読んだ。
人間を4タイプ(司令型、注目型、法則型、理想型)に分類している。
それぞれをストーリーを絡めて解説していくもので、僕としては首がもげるほど「うんうん!!それそれ!!」と納得できるポイントが沢山あった。
改めて自分の性格というか本質を知れて、いろんなヒントを得れるので是非一読されるとテストもあって面白いのでお勧めだ。家族とか友人と声に出しながら読んでも楽しいだろう。
その中で自分はというと…
有無を言わさず完全に理想型の人間だった。
理想型の特徴はというと、
理想型は自分の考えているとおりに物事をやり遂げることにこだわります。
つまり、結果よりプロセス、目的より手段を重要視するタイプ。
客観的な成功や完成ではなく、他人の目から見ても分からない、確固たる基準や理想像が自分の中にあって、それに近づくことが喜びとなります。
逆にいくら努力しても理想像に近づけないことが悲しみや怒りになる。正義感が強く、頑固なこだわり派が多く、人間としてちゃんとしていたい、立派でありたいという欲求が強いんです。
お金や権力に惑わされない、自由で自分らしい生き方を好む人が多いので、客に媚びない職人や本物の芸術家はこのタイプです。
反面、頑固すぎて世間から浮いてしまうことも。個人的なこだわりが強い分、自分の理解者を一生かかっても探し求める自由人、それが理想型です。
岡田 斗司夫著
この一文だけでもうなずきが止まらなかった。
まさにその通りのタイプなのだ。
「あー芸術家にでもなればよかったのかな」とも思ったが、こういう特徴って営業にも必要性ってあるよなって思った。
10年ほど営業の仕事をしているが、売れている人はやはり自分のこだわりというものが強い。
そして、売れている売れていないということも大事なのだが、「自分の納得いくプロセスで営業が進められているのか」とか「あるべき姿に自分が近づいているか」という方が何倍も大事なのである。
だから、自分もそうなのだが営業のランキングを見せられて上司や同僚から「○○さんの方が上にいるから頑張れ!」とか「このままだと○○に抜かされるぞ!」というように、他人と比較されて評価されることがものすごく嫌なのだ。
それよりも自分の中にある「営業としてのあるべき姿」を追求して、日々トライ&エラーを繰り返しながらコツコツとスキルや能力を積み上げていくことが何よりも楽しいというか充実することなのだ。
もちろん、他人とのコミュニケーション能力やリーダーの素質やスター性なんかも大事だとは思うが、こういう職人タイプの営業も意外と息の長いプロフェッショナルな仕事ができる人が出来上がるんじゃないかと思う。
自分のことを棚に上げるような書き方になってしまったが、大事なのは自分がどういうタイプなのか知り、良さを活かすことだ。
この本を朗読しながら妻と呼んでいたのだが、妻は完全に司令型。やっぱりうちの司令塔は妻で間違いなかったのだった。
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