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いじられキャラ


僕は昔からいじられキャラだ。


部活の時は特にそう。
学校でもいじられ、社会人になってからも基本的にはどこに行ってもいじられ役にまわることが多い。

自分からいじられに行くこともある。


それはその方が場の空気が和むと察したときや自分が下にポジションをとることによってその場がうまく回ることが多いからだ。

とにかくマウントの取り合いや上にいこういこうとする空気が苦手なのだ。

自分からいじられ役にまわるときもあるが、勝手にそうなっているときもある。
顔なのか体の大きさなのか、性格なのか、基本的に舐められることが多い。それを甘んじて受け入れている自分もよくないのかもしれないが、そういう舐めてくる人に対してくつがえす対応をするのもめんどくさいのだ。


だから、今では苦痛でもなにもない。ただやり過ごすだけのこと。

それ以上そういった人とは関わらないだけのこと。


それでも幸い話しかけてきてくれる人や関わりを持つ人もいるのだが、長年いじられキャラを続けているといじってくる人にもタイプがあることに気づいた。


ざっくり4つに分けてみた。


  1. マウンテンゴリラ

  2. ハイエナ

  3. シマウマ

  4. 臆病ネコ


それぞれ簡単に解説。

1.マウンテンゴリラ

これはその名の通り、マウントを取りどんな時も人より上に立とうとするやつ。自分が面白おかしくいじって笑いを起こしている自分に酔ってるタイプ。


2.ハイエナ

これは二番煎じというか、もう使い古したいじりネタを何回も繰り返してくるやつ。もしくは人がいじってるのに乗っかってオイシイところを持っていこうとするやつ。

3.シマウマ

これは群れを作らないといじれないやつ。むしろ群れになると急に強気になるやつ。

4.臆病ネコ

自分もいじりたくて仕方ないんだけど、怒るんじゃないかとビクビク顔色伺いながらちょっとづついじってくるやつ。



もっと細かく分けようと思えば分けれるのだが、ざっくり分けるとこんな感じだろう。

1と2に関しては、自尊心の塊のようなやつなのでおだてて終わりなのだが、3と4は正直、逆にかわいそうに思えてくる。一生懸命なだけに…


こうしてみるといじられるということも、人間観察という意味では悪くないし、そこでその人の本質みたいなのが垣間見えるところが面白い。



とかいって、自分もいじられることに快感を覚えているのだが…

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