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No.2


昔から、部活のチームや何かしらの組織に属するとき、必ずと言っていいほどNo.2の位置にいる。

経歴を見返してみたのだが…



・小中やっていた剣道 → 2番目に強かった。

・少年野球チーム → 副キャプテン

・中学校陸上部 → 副キャプテン

・高校アメフト部 → 副キャプテン

・大学アメフト部 → 副キャプテン

・社会人1社目 → 営業成績2番目




ここまでくると笑えてくる。

狙っているかのようだが、部活に関してはすべて推薦で選ばれている。
いや、途中で一瞬キャプテンを経験したりすることはあるが、最終的にNo.2に落ち着くのだ。

なんだか因縁のようなものすら感じる…(笑)


自分でもなぜなのか考えてみた。

確かに今となってはNo.2という立ち位置に、ある種居心地の良さのようなものは感じている。


先頭やトップには立てない悔しさのようなものはない。
むしろ、トップに立つことは自分にとってはストレスがかかって、本来のパフォーマンスを出せないとすら思っている。



かといって平社員というか、下層中間層に甘んじていることもあまりいいとは思っていなくて、どちらかというと運営側というかリーダーシップとる側にいたい気持ちはある。

そういう向上心はある反面、トップに立つことに身動きの悪さを感じ、風上に立つことを避けているのも事実。

そのおかげで、ある程度影響力を持ちながら発言の自由さを持って好き勝手言わせてもらっているなと感じる。


なんかずるいですかね?(笑)
いや、そう思われてもおかしくないとは自分でも思う。

でも推薦でみんなからNo.2に選ばれているということは、そういう性格が周りに伝わって自然とNo.2ポジションに落ち着くんじゃないかと最近は思っている。


トップに立つ人のことは尊敬する
人間としての出来というか責任感みたいなものに劣等感をいだかないわけではない。カリスマ性が自分にもあったらとも思う

しかし、結果的にいつもトップに選ばれることはない。


それよりも、トップと他のメンバーとのつなぎ役に回る


どちらの意見もくみ取って、何がこのチームにとって最善なのかを考えて提言し、チームを前に進めることが僕にとっては向いているんじゃないかと勝手に思っている。

そういう立場の人って必要なんじゃないかな。

正直、トップの人がやらないような泥臭い仕事や役回りをすることだっていっぱいある。

よくコーチや監督からは怒られ役にまわったり、チームの中では一番練習して、他のメンバーに背中で見せるようなこともやった。

ある時は、組織内の不満を吸い上げ、上に伝える。

ある時は、トップの言うことをより伝わりやすいように工夫しながらフィルターをかけて他のメンバーへ伝えてる。

結構バランスとるのって大変なんですよ(笑)


でもそうやって組織内を上手くまわせてるって実感があると、とてもやりがいを感じる。
スポットライトをあびることはあまりないが、影でガッツポーズしてる感じかな。


これは、家庭内でもそう。
うちのトップは奥さん。カリスマ性のあるリーダー。

一緒に住んでいるのは、息子と義理の母。そして愛犬。
そのメンバーたちと、リーダーとのつなぎ役が僕。

公私ともに泥臭く立ち回っている。

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