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My ソウルフード。

突然ですが、「たいごろ」って食べ物を知っていますか?

とってもローカルな食べ物なので、地元出身者以外で知っている人はまれだと思います。
それでも、ネットで調べれば、凡その説明が引っ掛かります。

新潟土産で有名な笹団子の場合はヨモギを練りこんだ団子を笹で包んでいますが、たいごろの場合は、ヨモギを使わずにもち米を多めに使って三角形っぽく成型したものを萱の葉で包んだものです。団子の中には餡子(ネイティブは漉し餡!)が入っています。もっちもちしていて甘くて、萱の葉の香りがほんのり芳しくて美味しいです。

6月5日は旧暦の端午の節句。鯉のぼりを上げたり、小学校では運動会を行う日で、昼食後や休憩時に家族や友達と食べるごちそうでした。実家では母方の祖母が作るのが絶品で、母が味を受け継いでいます。

たいごろの語源は、鯛が釣れる頃に作るからと言われています(※諸説あります)。

今年も遅ればせながら、実家から届きました。いつもありがとうございます。感謝です。
今年は、萱の成長が良くて、葉っぱの上等なものが採れたようです。
いつもは漉し餡なのですが、今年は粒餡。
美味しかったですよ。ごちそうさまでした(^o^)。

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