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レモネード【小説】完結

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写真家を目指す、なんてことない田舎の女生徒、伊志嶺るね。ある日、”海中道路”で出会った少年、幸田アシュレイと過ごす島で、ほのぼのとした生活の中にある、普通の夢と、普通の幸せを探す…
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#レモネード

レモネード【小説】あとがき

どうも、湧上アシャです。レモネード、いかがだったでしょうか。これは第二回宮古島文学賞のた…

Asha Wakugami
3年前
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レモネード【小説】最終回

「で、マネージャーさん? 宮古島出身人気モデルさんはまだこないの?」 「もう予定より十五…

Asha Wakugami
3年前
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レモネード【小説】第7話

るねが教室にはいると、遠巻きに観察する視線を感じた。視線の先にいたのは、美里だ。つくえに…

Asha Wakugami
3年前
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レモネード【小説】第6話

 連絡が来る前に、るねはアシュレイがきたのがわかった。静かな島だ。自分の部屋の外に、あの…

Asha Wakugami
3年前
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レモネード【小説】第5話

スランプ。るねははじめてそれを味わっていた。パーティから帰ってきて、満足いく写真が撮れな…

Asha Wakugami
3年前
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レモネード【小説】第4話

秋、と言っても沖縄ではまだ夏みたいなものだ。るねはアシュレイの運転で学校から帰るとポスト…

Asha Wakugami
3年前
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レモネード【小説】第3話

 次の日。曇りで湿気が満ち、汗ばんだ制服が張りついて気持ち悪い。プールがあればいいのに。るねは思った。今日も美里は無視されている。今日もるねはなんの感情も抱かない。  終業のチャイム。折り畳み傘を出したが、雨は降っていない。カバンにそれをしまって、るねは校門を出る。すると、見たことのある顔。 「アシュレイ!」  ホンダのカブに座って、フルフェイスのメットをかぶっているが、その金髪と青い目は隠せなかった。ぽん、と宙をヘルメットが舞う。 「乗れ」 ――!  校門前、遠巻きに好奇の

レモネード【小説】第2話

「ただいまー。お母さん、イモ、置いとくよー」  るねの家はてんぷら屋をやっている。魚、イ…

Asha Wakugami
3年前
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レモネード【小説】第1話

 仲本美里は、いじめられていた。それを見ても、伊志嶺るねは動かなかった。最初は明らかな<…

Asha Wakugami
3年前
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