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#019 2024年1月1日

あけましておめでとうございます。
30日から義両親宅で過ごしていましたが、2024年1月1日、元日に被災しました。

生まれてから高校まで石川県で育ちました。
能登町にある海岸近くの祖母の家が大好きで、正月や夏のお祭りの時期の帰省を楽しみにしていました。いまでも海辺の坂道をとおると懐かしい気持ちになり、間違いなく私のルーツは能登にある。
なぜ能登にばかり地震が起きるのか、現地の被災状況に心が痛みます。

大学から県外に出ましたが、いまも北陸住まい。
能登で大地震がおきたとニュースをみて実家を心配したのもつかの間、津波警報がでてみんなで高台に逃げました。警報が出てから逃げる間、YouTubeでみた東日本大震災の街や人が波にのまれる映像がフラッシュバックして、死にたくないと心から思いました。今までで一番死を意識した瞬間でした。

義実家からは海が近く、津波がきたら間違いなく到達してしまう場所にあります。我が家は急いで高台に避難しましたが、ご近所さん達は逃げずに家で普通に過ごしていたよう。東日本大震災でなにも学ばずに、防災意識についての温度差を感じました。

災害が多い(特に地震)日本に住み続けるリスクと被災地域のためになにかできないかという思いがあります。
夫の職業上、拠点を変えて生活することはできないので、将来的に2拠点で生活できるような生活基盤を整えてきたいと考えています。
いまの地域に住み続ける場合、災害時の津波や液状化のリスクや雪かきの手間が省けるので、賃貸で築浅の(高層)マンションに住むのがベストという考えにも至りました。

2024年、1日目は災害、2日目は飛行機事故、どんな年になるのだろう。
いまは地震の被害がこれ以上広がらないよう、これ以上大きな地震がこないよう心から祈ります。

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