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和をもって貴しとなす

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本書は、和貴の会の8人のメンバーが、安全保障の基礎的・基本的 な事項について談義を交わしたメモを、1冊の本にまとめたものです。
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#和貴の会

目 次

目 次

第1章 今なぜ安全保障なの
第2章 今なぜ国なのか
第3章 今なぜ戦争なのか
第4章 今なぜ平和、危機、抑止なのか
第5章 今なぜ情勢判断なのか
むすびに 今なぜ日本文化なのか

第一部 安全保障の源流であり底流である「縄文人和」シリーズ                (担当:本会リポーター:和貴一三二)

第1話 安全保障の元祖は聖徳太子(574~622)
 今から1400年ほど前に世の中が荒廃

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0001 -(第一部)

第7話 和を強める集いの文化
 歴史時代に入ると、普請や屋根のふき替え、田植えや稲刈り、開墾や灌漑工事などは隣近所や集落の「総出」で協力し合い、神楽、縁日、仲見世、市場などへ集まってきては、神輿を担いだり、お祭り騒ぎをしたり、産物を交換したりして楽しみ、世界にも稀な「人と人との和」「集落と集落との和」を盛り上げました。そのような和の社会には「盗む、奪う、争う、虐げる」という発想は湧きません。飢えも

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0002 -(第一部)

第10話 たおやかな思い遣りの文化・風流の文化
 和の心を貴んだ縄文人は、常に自分はさておいて他人をいたわり大切にしました。また、道端の草花や野山の景色にも対等の友達として語りかけ、冬の月や星を寒かろうといたわって歌に詠み、様々な鳥や虫の鳴き声の一つ一つを聞き分けて擬声音を作っては口ずさんで楽しみました。こんな人々は、よその国にはいません。

第11話 穏やかな和の信仰
 和の心を重んじた縄文人は

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0003 -(第一部)

第14話 弥生時代・古墳時代という大嘘
 終戦後に進駐してきた連合軍の「マッカーサー将軍」以下による「日本国民弱体化政策」を下請けした一部の御用学者、教育者、ジャーナリストたちが、科学的な根拠もなく、縄文時代の末期を、弥生時代、古墳時代と言い換えました。朝鮮半島から弥生人という先進人が渡来して「劣等人」であった縄文人を導いてくれたと言うのです。このとんでもない嘘は「遺伝子や放射性炭素14」によって

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0004 -(第一部)

第18話 和の心のかなめは天皇
 世襲の天皇制は、神話の時代から2700年以上も続いています。かって絶対的な「権力」を手にした蘇我、藤原、平家、源氏、北条、足利、織田、豊臣や徳川などのいずれもが、一貫して天皇の「権威」を立てました。国民の和の心がそうさせたのです。今も、一部の極左人等を除けば、国民のはぼ全員が、天皇を敬愛しています。人々の和の心は、そういう、「神秘性」の中でこそ深まります。
 世界

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