見出し画像

サルシッチャが届いた日。

今日は寒い。この、暑くなる前の少し涼しい気候が好きだ。最近は、夫婦でなるべく体を冷やさないようにしているから、今日は朝から暖かい紅茶を二回いれた。たぶん後数回いれることになるだろう。

最近、時間がたっぷりあるから、Netflix、Amazon Primeを平行して映画をみまくっている。映画を観に行くなんて、東京に住み始めてから年に数えるほどしかできていない。その中でもけっこう最近に観に行った、Jim Jarmusch監督の「Paterson」を再度みてみた。自論だと、Jim Jarmuschの映画は1回目は気持ちいいかんじ、2回以上みて徐々にわかってくる、というかんじがある。まぁ基本、映画は好きか嫌いかでみているもので、批評をするスキルなんてもっていないのだけど。今回も家のペンキを塗りたいなぁ、という気持ちからなんとなくもう一回みてみよう、と思い見てみたのだけど、これがやっぱり1回目とは少しちがう表情だった。中でも、シークレットノートを愛犬にボロボロにされた後のパターソンの言葉が妙に響いた。毎回、何の映画をみるか、感覚で流れるように決めているのだけど、これが妙にタイミングが合う。この数日前に河瀬直美監督の「光」をみたのだけど、その映画を見た直後だったこともあってか、今まであまり考えたことのなかった文字(言葉)という物の物質としての重みがものすごく感じられたシーンだった。実は、そんなこんなで、この放置だったnoteにも記事をアップしてみたくなった、ということだ。

画像2

先日、撮影でも何度かお世話になった、LIFEのサルシッチャをお取り寄せした。その柚子胡椒カルボナーラとサルシッチャのお取り寄せdinnerを楽しみにしていた夜、隣人が揉め事で警察沙汰になり、我が家にも警察が事情聴取に来たり、と大変な夜だった。「絶対失敗しないミールキット」のはずが、あまりの騒動に虚しく失敗に終わり残念な夜だった。(サルシッチャはそれでも最高に美味しかった)先日、またそのミールキットの販売が追加されたのを知り、リベンジをかけてオーダーした。それが今日の昼、届いたのだ。今回ばかりはどうしても成功させたい。夕ご飯を作ることにここまで意地になってしまうのも、コロナのこの時期ならではかもしれない。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?