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【キネマ救急箱#25】トップガン(1986年)〜何回ヒコーキ飛ばしたんだ…?〜

こんにちは。
ニク・ジャガスです。

いよいよ今週末、『トップガン/マーヴェリック』が公開となりますね!

先日のエディ・レッドメインに続き、トム・クルーズの来日に日本中の映画ファンが浮き足立っている事でしょう。

続編公開を前に、前作の『トップガン(1986年)』を再鑑賞しました。
ゆるっと感想を書こうと思います。

リアルを追求するモノホン俳優トム・クルーズ

冒頭、いきなりハードな飛行シーンから始まる本作。

まず思ったのは「戦闘機を何回飛ばして、何フィートのフィルムを使ったん?」ということ。

物語に集中せんかい!という声が聞こえてきそうですが、
迫力のある飛行シーンがCG無しで撮影されているのがわかり
開始1分で脳天をブチ抜かれました。

戦闘機を一回飛ばすのに幾らかかるん…
フィルム撮影代に幾らかかったん…

大人ならではの煩悩が、脳内を駆け巡ります。

しかも当時、実際に俳優が戦闘機を操縦して撮影したそうです。

ただ、飛行中にかかる重力が7〜8Gらしく、トム以外の俳優は失神するなどして撮影素材は使い物にならなかったとか。

末恐ろしいトム・クルーズの身体能力。
当時から、スタントを絶対使わないプロ根性が、トムに備わっていたことがわかります。

観る者を夢中にさせる衣装、音楽、そしてトム

わかります。わかりますよ。
観終わったら100%口ずさんでますよね。

ハーイウェートゥーザーデンジャゾーンッ

ってね!(ドヤァ

1980年代は『フットルース』などMTVを意識した音楽性の高い作品が多かった時期。
…と、後々誰かから聞いて知るわけで。
私もリアルタイムで体感してみたかったな〜〜!

物語は「ヒット映画の定石」という感じで、特段な目新しさは感じませんでした。
(あくまで、今となっては…ですが)

ただ、リアルな飛行を追体験できることに加え、トム・クルーズから溢れ出るスター性が時代を超えて観客を魅了することには納得です。

麗しすぎるトム・クルーズ

皆様ご存じのとおり、トムの身長170cmとハリウッドスターの中では割と小柄。

当時から体型に関する声は多かったでしょうが、そんな声をいとも簡単に跳ね返す魅惑的な眼差し、精悍な顔つき

作品公開後に、ティアドロップ型のサングラスやミリタリージャケットがバカ売れしたのも納得です。

いつも通り、ちょこっとツッコミます

とまぁ、真正面からの感想はこれくらいにしておいて。
どうしても茶々入れしたくなる、ジャガス流の映画感想文。

トップエリート航空戦訓練学校(通称:トップガン)は
そりゃ粒ぞろいの訓練生ばかりでしょうよ。

ただね。
そんなにシャワー浴びる必要ある?

いや、わかりますよ。
訓練後は汗だらけでしょうから、シャワーも浴びますわな。

だけどさ、訓練生たちの見事な肉体美をカメラに記録したいだけかな〜って思っちゃうよね!←

大体、大事な話をするのはロッカールームで半裸状態。
挙句の果てに、意中の女性の家でもシャワー浴びようとしてたよ!

あいつら…隙を見ては半裸になろうとしてるな…?

ほんでもって、エレベーターを「放課後の体育館裏」代わりに使わない!

若い男女がいい雰囲気になったところでオジサンが乗ってきて
2人顔を見合って笑う…って使われ方されすぎ!エレベーター!

ほら、エレベーターも言ってやりなよ!
「そんな長い時間トビラ開かんて高層ビルなん?」って!

トム、新作はIMAXカメラ6台で撮影したってよ

『ミッション・インポッシブル』などでも、危険なスタントをこなすことで毎回ニュースになるトム。
最新作『トップガン/マーヴェリック』も例外ではありません。

前作で、実際の戦闘機の撮影に耐えられたのはトムだけだったため、
新作ではトム自身が考案した3ヶ月のトレーニングプランに全俳優が臨んだそう。

また、コックピット内には、本作のために特注されたSONY製のIMAXカメラ6台を搭載。
大画面で迫力のある飛行シーンが、CGなしで撮影されています。

トム・クルーズの映画制作への情熱には、頭が下がるばかりです。

鑑賞の際は、IMAXシアターの一択ですね。


トム・クルーズがもうすぐ60歳になることに驚き。
いつまでも若々しく、ハリウッド映画制作者としての生き様を観客に見せつけて欲しいものです。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

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