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痛みと共に過ごす一日  394

今朝は目覚ましが鳴る前に目が覚めた…
といってもネコが扉をガリガリする音で。

きっかけはそんなことだったのだけど、さぁもうひと眠り…と寝返りを打とうとしたら…左肩首の辺りに激痛が走り、本当に目が覚めてしまった。


寝返りくらいで?なんで?昨日なんかした?
重いもの持った?無理にねじった?
なんて頭の中は原因探しであっという間に忙しくなる。

思い当たる行動はないけれど、2〜3日前から左の首の付け根と鎖骨や胸・脇の奥が時折ズキっと痛みが走ることはあった。

だからって、その原因もよくわかっていない。


今回は体の表面の筋肉痛のような感じでもないし、周期的にくる痛みでもない。
とりあえず…とリンパを流すように鎖骨や脇のあたりをみちみちとつまんでみたり、思いつくことをやってみる。

皮膚の表面を揺らしてみたり、揉んでみたり…
起き上がってみたり、右側を下にして寝てみたり…
色々試してみるも、左側を下にしてもしなくても痛みは変わらずやってくる。

ただ痛いだけ、それ以外なーんもわからん。

この辺まで来ると、痛さより「眠いのよ…」のココロが幅をきかせてくる。
もうわかった…左のその辺が痛いってことはわかった…
でも、今できることはおそらく…ない←いや、あるでしょ
それより、もうちょっと寝たい…いやホンマもうちょっと…

とウトウトしだすとズキっと痛む、ウトウトする→ズキっと痛んで目がさめるをしばらく繰り返していた。

っていうかさ、そもそも目が覚める前まではこの痛みどうなってたのよ?
ネコがガリガリしなければ、痛みはなかったの?
と自分に半ギレで聞いてみるも…こちらも眠さでモーローとしているので、さっぱり話にならない。

結局、眠気勝ちということでペパーミントのオイルを塗ってスーハーしている間にもう一度寝よう作戦を決行し再度眠りに入った。


結局この痛み、珍しく終日続き、久しぶりに「痛みが与えるクオリティオブライフの低下」をそこらじゅうで味わった一日となった。


猫背や巻き肩、歩き方や立ち方を整えるべく、自分実験であーでもこーでもしているとはいえ、さすがにここまで一日中痛みが気になったことはなかったよなぁ…

これが「間違っているから起きた痛み」なのか、よき方向へ向かおうというしている「過渡期の痛み」なのか…ハッキリ区別がつかないところがもどかしいけれど、仕方ない。

今しばらく、できる手当や対応をしながら様子を見てみようと思っている。


そんな今日一日の中での気づきといえば「思った以上にあごが上がっている」ということだった。

ちょうど上を向くと、途中から左首のつけ根が痛むのでわかるのだけど、この痛みが感知できるまでの距離が思った以上に短いということに気づいたのだ。

こちらとしては「え?たったこんだけ上見ただけで?」なんて思うほど、短い距離しか動かしていないつもりなのだけど、そもそもスタートの時点でわたしのあごは上がっているということに、今日、改めて気がついた。

確かに、証明写真を撮る時には必ず「はい、アゴ引いてー」って言われるし「じゃあ、どこまで引いたらいいのさ?」なんてキレ気味に言われるままあごを引いてみると、自分の体感としては「これ…完全に二重アゴでしょ」というくらいの位置だったりする。


なるほど、これが全ての原因かどうかはわからないけれど、明らかによろしくない=改善の余地のある姿勢の一つとして存在しているってことだ…とやっと理解した。

このnoteを書いている今もグイッと上を向くとズキっと痛みはあるのだけれど、もはやこの痛みと1日一緒に過ごすだけでいくつもの攻略法を見つけるあたり、人間の快適さへの欲求のすごさを改めて思い知ることとなった。


さて、今晩はスルッとぐっすり眠れるといいなー…なんて思うけれど、夕方の「嫌がらせですか?」みたいな少しばかりの雨降りに、逆に蒸された外気は容赦ない重さなので「どっちが手に余るんだろう…」なんて、結構真剣に考えている夜なのだった。





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