ドキッ!よこしまだらけの同人サークル合同合宿 ~振り返りレポ~

初めましての人は初めまして。
あったことある人はいつもお世話になってます。
かわずです。

今回Legameさんで募集をかけ、
GWを使って2泊3日で複数サークル合同の合宿に行ってきました。

今回はその時のレポートです。

1日目

きたるは宮城の観光地、仙台から南へ行った山奥のど田舎。
ここはJR白石蔵王駅。参加者は当日この駅に集合することに。

待ち合わせ場所の蔵王白石駅。東北新幹線が止まる。
広々とした駅内は田舎ならでは…..?

宿に依頼した送迎のワゴン車へと乗り込み、目的地へ出発。
途中でメンバーを拾いつつ蔵王白石の温泉旅館「いずみや」に到着。

温泉旅館「いずみや」さん。
露天風呂完備、サービスもよくご飯もおいしい。
一生ここで暮らしたい。
到着して一息つきつつも作業準備を始める。
用意してあったお茶がなかなかに美味。

宿に到着し一息ついたところで、予定していたレクリエーションを開始。
今回の合宿も綿密に調整のうえで事前に内容は計画。
スケジュールは下記の通り。

1日目、2日目は室内のレクリエーション、3日目は仙台に観光する段取り。
予定もりもりで結構大変。

まず最初の企画が「リレー小説」
参加者6人中5人がシナリオライター。
その5人で合宿中にリレー小説完成やろうぜ!という試み。

早速どういう内容にするかを全員で決める。
宿泊している温泉宿を舞台としたSFミステリー物に決定。
で、1日目に2人、2日目に3人が書き上げることに。

完成原稿はこちら

普通にきつかった……。

そんなことをしてるともうお夕飯の時間。
HPでは部屋に配膳とあったが、宿の人が気を利かせて宴会場の用意があるとのこと。

ご馳走を前にテンションがぶちあがる皆さん。
1日目の晩御飯。地元の山菜だったり地物を使った逸品。
大変おいしゅうございました。

素晴らしい夕食を堪能。
その後1日目最後のレクリエーション。

STailさんで広報ディレクターをされているりっちるさんから
即売会でゲームを売る際の㊙ノウハウについてご講演頂きました。

りっちるさん、大学生にして既に企業でバリバリマーケティングをされているとのこと。

これを聞けただけで既にこの合宿を企画した甲斐があったかもしれない…。
内容については今回参加した人だけの秘密(口外無用とのこと)。

2日目

朝は7時に起床。
朝ご飯を食べ終え早速企画へと移る。
内容は私の所属するサークルImaginaryBlueの処女作「碧天のラピスラズリ」をリリースするまでの開発体験談。
内容は某メタバースゲーム「VRChat」内で行われている「マネジメント集会」で講演した物と同一の内容。
登壇者私。
もとはゲーム制作を行ったことにない人でもわかるように事細かく開発のプロセスなどを説明する内容だった。

だが今回の合宿は全員がゲーム制作の経験者、
ピンとくる箇所、反応する箇所の違いが明確に見て取れる。
話す側としてもその違いは面白かった。

講演を終えた後で食べたランチの温麺(うーめん)。
宮城の郷土料理。名前に女性は関係ないらしい。

お昼を終えて、少し休憩をとることに。
食休みがてら宿の近くのかっふぇへとGO。

お宿近くの古民家かっふぇ。
内装がけっこうおしゃれだったが写真は取り忘れた模様。無能か?

余談だが私以外全員イチゴフラペチーノを頼んで女子会ごっこしてたが、僕だけ注文はホットコーヒー。
後で頼んでおけばよかったなと密かに後悔したのはここだけの話。


散歩を終えていよいよ今回の合宿の目玉企画。

その名も5時間で企画を考えよう! ←とちくるってる

そして今回集まったのは名だたる同人サークルの面々。
つまり首脳クラス

G7首脳会談ならぬD6首脳会談というわけだ。

そんな人たちなんだから皆沢山引き出し持ってるでしょ?
見せてみろよ、お前のとっておきの一品をヨォォォ!!!!!!

まあそんな感じの趣旨です。

んで、手順としては、

作りたいジャンルを好き勝手に話す(ブレインストーミング)

設定を練る

キャラクターを考える

あらすじを詰める

という感じ。
で、これらをマーケットインとプロダクトアウトの観点も併せて、そして練り上げていく……。

やってみて思ったけど、企画するってめっちゃ楽しいよね。
どこまでも好き勝手に話せるし、自らのフェチズムと作品へのこだわり、そして刺さるポイントをありったけ盛り込める。

そのうえ今回はあくまでただのレクリエーション。
実際には作るところまでは想定していない。

要するに本当においしい部分だけを摂取できる、
本当に楽しい部分だけを語り合える、
そんな夢のような企画なのだ。

はい、まあそんなかんじです、そんな感じでした、はい(言葉を濁す)。

ワークで使ったスプシ。自らの好きを存分に上げまくった。
この時点で作品へのこだわりの違いなどが既に色々と学びがある。
関係ないけど虚淵玄ってサイコーだよね。

んで、終わった後の夜ご飯。

2日目の夜ご飯。
カニ、ウナギ、刺身、ホタルイカ、エビフライと贅沢の限りを尽くしている。


そんなこんなで2日目も最後のレクリエーション。
その名も「Legameラジオ

論より証拠、とりあえず聞け。
※すみません、まだ準備中です……。

3日目

とまあ短いもので合宿の最終日。
前日ラジオを終えてから夜更かししすぎて起きたのは結局8時過ぎ。
宿のおかみさんに起こされました。

食事後は宿を出て観光に行く手筈だったが、りっちるさんが急用で観光参加できないとのこと。
その代わり現地民の強みを生かして、その日の観光プランを計画してくれた。
それにのっかって観光を行うことに。

以下その時撮った写真。

仙台駅で飲んだずんだシェイク。
ずんだもんを砕いてシェイクにしたものでは断じてない。
味太助 仙台牛タン発祥の店。
店の前には長蛇の列ができるほどの人気店。
早めに行ったけど結局1時間半ぐらい並んだ。
味太助の牛タン定食。厚切りでジューシー、とても美味い。
なお値段は観光地価格。
仙台駅近くのオタクショップ巡り中の写真。
なぜか一人だけお店の警報機に必ず引っかかるトラブルも。
もしかして旅館で何かに憑りつかれた?

終わりに

結論から言うと、
準備や調整は結構大変だったけど、その分楽しくそしてためになる2泊3日だった。
今回は合宿希望地、予算、日程、やりたいことなどを事前にアンケートで集計(それも2回)して調整の上決定・スケジューリングしたため、正直コストという面ではかなり掛かった。
だがその分、満足度の高いものになったのではないかなと感じている。
帰り際皆さんの顔が笑顔だったので、そんなに悪いものではなかったんだろうなとそう思っている。
あとみんなゲーム・イベントの感想は積極的にツイーヨしていこうね。
モチベになるからね。お兄さんとの約束だよ。

あと裏話としてぶっちゃけると、今回の試みは私としても結構チャレンジングなものだった。
元々私はイベントを主催するような人間ではなく、周りのそれに乗っかる形での参加がメインだった。
だが最近始めたゲーム(VRchatという)にそんな価値観を壊された。
何でもない普通の一般の人がこぞって、かつ当たり前のようにイベントを企画・運営している
そんな空気を日常的に吸っていると、私も何かイベントをやりたくなった、やれそうな気がしてきたのだ。

だが私は飽き性な一面もある。何回も継続して行う事はできずほっぽり出してしまうだろう。
そうなるとゲーム内での定期開催などは難しい。

色々と考えた結果、興味と実益、そして自分の許容値がマッチする今回のリアルイベントの企画に至ったわけだ。

ゲームで得た知見と自信をもってリアルに還元する。
これはこれで意味のあることではないかなと私は思っている。

とまあそんな思いがありつつも思惑もある。
私の所属する同人サークルImaginaryBlueはつい最近処女作をリリースした。
区切りのついたタイミングでこれからどうするかと色々考えていた。
今回の合宿で他サークルと交流することで、知見と繋がりを作りたいという思いあったという事もある。
よこしまだね。

興が乗ったらサークルをまたいだイベントを今後も企画したい。
今回は6人と調整が効きやすい人数だったこともあり結構綿密に詰めたが、参加希望者が多くなるともう少し雑になるかもしれない。
そこはどうかご容赦頂きたい。

あとやっぱりGWは値段高いね。次は外します。

以上。

参加いただいたサークル一覧(宣伝)

がけっぷち製作所さん

STailさん


セイランソフトさん

山寺はうすさん

ImaginaryBlue

おまけ:ギャラリー

白石蔵王駅前。 広い。
旅館のエントランス。通路の奥に宴会場がある。
旅館にあったこけしの展示
宿泊部屋前の通路。何か出そうな独特の雰囲気がある。
旅館にいたかえる。
目がぱっちりしててかわいい。
近くの渓流。
そのせせらぎの音はゲームのSEにもぴったりだとか。
近くの田んぼ。
秋になったら金色の穂が一面を埋め尽くす……かもしれない。
古民家。
人が住んでいるかは定かではないが年季と趣を感じる。
鉄塔。
神社ダッシュする某サークル主催者。
吊り橋。
おちおちおちろ~。
吊り橋につるされていた虎。
いったいどんな悪いことをしたのだろうか。
旅館に出たゴキブリを退治する一同。
東北地方にもゴキブリは出る。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?