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職務経歴書の書き方、第三回目は「NGな書類編」です。
今回で一旦、職務経歴書の書き方は終了予定です。

さて、良い内容や見やすいレイアウトが理解できたところで、逆に、これはちょっとな、、、(NGだな、、、)となってしまう要素が入ってしまっていては、せっかく考えた内容や苦労して整理したレイアウトが無駄になってしまいます。

そんなことのないように基本的なことではありますが、NGもしっかり理解しておきましょう。

・実績が書いていない職務経歴書
内容編でお話したような、ご自身の実績がほぼ、もしくは全く書いていない職務経歴書を頂くことがあります。所属していた会社の業種業界と規模や所在地、従業員数など、いわゆる「会社情報」のみを羅列したものや、そこにご自身の「職種」(例えば「営業部で法人営業に従事」などの内容)を加えて表記したもの。。。

これは実績と言いますか、その方の能力や実力を評価する項目が書いておらず、なかなか検討し辛いです。。。

まあ、書類を作成すること自体、忙しい中で時間を書けて作らないといけないので大変なのは勿論わかりますが、あと1歩!もう少し変えれば、全然よくなります!


・自己PR等が抽象的すぎる
例えば「人と話すのが好きでコミュニケーション能力があります」と書いてるだけでは、具体的なイメージが膨らみません。よくアドバイスさせて頂く時には「『コミュ力』という言葉を一切書かずに読むと『この人はコミュ力があるなー』とわかる文章を作ってみてください」とお話します。

(これがなかなか難しいんですけどね、、、汗)

例)
「お客様との会話をする際には、以前にお話した内容をメモしており、その内容を敢えて出すことによって、お客様のことをちゃんと覚えていることがわかって頂けるよう心がけています。『2度同じことを言わせない、聞かない』を目標に会話をしていますので、例えば以前にお聞きした趣味を覚えていて、それに合わせて商品を提案したことで、すごく喜ばれ、また信頼もされつつ購入に繋がったことがあります。」

上記には「コミュ力」「コミュニケーション能力」とは一言も書いていませんが、コミュニケーションをどのようにとる方なのかは、なんとなく想像ができますよね?

こういった表現とともに内容編でも触れたような数字の実績をプラスすれば具体性はあがるかと思います。


・全体は短すぎず、長すぎず、がいいと思います。
これはあくまで僕の意見ですが、職務経歴書は2枚がベストかなと。もしくは3枚。それ以上長いと、読む側が集中力が切れてしまいそうになります。

また、1枚だと、あまりにも内容が薄い印象があります。実際、そういった先入観を持って読むので、内容が仮に濃くても不利には働くように思います。(敢えてギャップを狙うのであれば別ですが、、、)


・職務要約欄を効果的に使えていない
職務経歴書の冒頭・イントロダクションにあたる「職務要約・経歴要約」などは、ご自身の職歴や応募経緯を要約して読み手に伝えることで、それ以降の内容を興味をもって読んでもらうのに役立ちます。

また「業界が違うけど、職種は営業職や販売職といった、対人的な職種」など、一見、一貫性がないような職歴にどのような共通点があるかなどを書くと納得感もあがりますので、通過率アップの一助となるかと思います。

以上、よくある例を書きましたのでご参考ください!

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