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HIPHOPに生きる

先日こんなツイートをしました。


考えていたことをnoteに書こうとまずババっと書きなぐって、その後少しだけ推敲してから出そうと思っていたんですけど、うまく時間がとれず放置しちゃっていました。

ただ今見ると、そのまま出しちゃっても良いんじゃないかと思えてきたので、そのまま出します。


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過去に引きづられるタイプの人間がいます。僕はまさしくそれ。過去の成功体験、および失敗体験を良くも悪くも引きずっている。たぶん悪い意味合いの方が多い。囚われているタイプ。


突き抜けて魅力的だと思う人は、過去にとらわれていない。

それを分解すると

・そもそも気にしていない(ロック)
・それをぶっ壊し続けている(パンク)
・受け入れて認めている(ヒップホップ)

のあたりになっているんだと思う。完全な分類ではなくハイブリットな人もいるし、部分的に使い分けている人もいる。


過去に囚われすぎる人は、それを受け入れて認めるべきなんだと思う。そのうえで、自分は何ができるかこれからのことを考える。HIPHOPはそういうカルチャーだ。


ヒップホップの曲を聞くと、社会への不満ややりたいことをうたっている曲の他に、自分の生い立ちや境遇をリリックに書き記している楽曲も多い。


鬼やアナーキーなんかが特にそうだろう。彼らは壮絶な過去を持ち、それをリリックにラップしている。彼らに限らず、ラッパーは壮絶な過去を持っている人が多いイメージがある。

かと行ってpunpeeみたいに「気を抜くこと」をうたうラッパーもいる。彼らしさをうたっていて、共感できる。

(あえて補足すると、ラップはヒップホップのひとつの要素だが、歌い方や音楽表現のひとつでもある。つまり「ラップだがヒップホップでない」ことも多分にある)


壮絶なバックボーンを持つか否かが本質ではなく、自分にとってのコンプレックスを認め受け入れることが重要なのだ。繰り返しになるが、その上で自分は何ができるんだろうと未来を考え、行動にうつす。


過去を受け入れ未来を見て、今を生きることがヒップホップだ。


ヒップホップは論より証拠、行動で実証だ。


小さなことでいい。昨日の自分と少し変わるならそれでいい、劇薬的に激しい行動を取る必要は、ない。過去を受け入れ何ができるか。悩む時間も大切だけど、悩んでばかりじゃ進まない。


そうやって自分自身をレペゼンして、実証していく。

そんな生き方を、これからもしていきたい。

ありがとうございます。本を読むのに使わせていただきます。