東京オリンピック前年に歴代最多入場者数を更新したJ1リーグ
こんにちは、若月(@wakatsubasa)です。
ふだんはスポーツエンターテイメントアプリ「Player!」のマーケティングをしています。
昨日こんなニュースを目にしました。
Jリーグの入場者数が1100万人を超え、J1の平均入場者数も2万人の大台を突破したようです。
Jリーグの村井満チェアマンは「勝敗に頼らずに集客するノウハウがクラブに染みついてきた。リーグ全体としてまだ伸びしろがあると思う。J1の1試合の平均入場者数を2万4000人まで伸ばすのが目標だ」と話しています。
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191210/k10012210051000.html
ざっくりいうと、試合外の取り組みが功を奏し、順調に観客数が増加しているとのこと。最近ではJリーガー個人のSNS活用など選手がより「にわかファン」寄りの発信をする場面が増えてきたこともあり、これからも観客数は増加するような気がしています。
素朴に気になったのは、この人数感はどんなものなのだろうか、伸び方はいかがなんだろうか、という点。
プロ野球と比べてみました。データ元は末尾に載せておきます。
比較がこちら。
スプレッドシートの雑なスクショですいません。1試合あたりの平均入場者数(前年比)の過去5年分の比較です。前年比=伸び率とします。
J1リーグの規模感は伸びてきたとはいえ、パ・リーグとは約7,000人差、セ・リーグとは約14,000人差と、まだまだプロ野球には及ばないですね。
とは言え、2019年の伸び率はJ1は108.8%と一番高いです。2018年の伸び率はどこも同じくらいなので、2018→2019にかけてJ1で行った施策が一番伸びた感はありますね。
2018年ワールドカップの影響とかあるのかしら。でも2015年の伸び率はむしろプロ野球の方が上ですね。
その他の共通点で見てみると、
プロ野球もサッカーも2015年と2019年の伸び率が比較的が高いですね。(J1は2017年の方が高いけど)
共通項と言えばオリンピック開催前年であるということ。ワールドカップ前縁の2017年にJ1の伸び率が高いのも、ビッグイベント前年ですね。
2014年以前のデータをちゃんと見ていないで何とも言えませんが、オリンピックやワールドカップ前年はスポーツの機運の高まりが入場者数増加に表れる
かもしれないということが、数字あそびでわかりました。
また今度深ぼってみようかなと思います。
詳しい方がいたら教えて下さい。
データソース
・J1入場者数推移
・パ・リーグ入場者数推移
・セ・リーグ入場者数推移
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