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国内最大のシャチ、「アース」特集!
今回は、現在、飼育下では唯一オスのシャチである「アース」についてです。鴨川にいた時の写真も載せています。
2008年10月に鴨川シーワールドで生まれたアースですが、現在は名古屋港水族館で暮らしており、体長は約5.5メートル、体重は約2.4トンにまで成長しています。(最新情報 5.7メートル、2.7トン)
アースのお父さんはオスカー、お母さんはラビーです。そう、鴨川シーワールドにいる、あのラビーです。
生後6日目のアース。隣にいるのは母親のラビー。 2008年10月撮影
2015年に、名古屋港水族館に引っ越ししてからは、祖母のステラ、年下の叔母リンと暮らしています。
先日、12歳の誕生日を迎えたアース。その成長を、写真とともに振り返ってみましょう。(2012年より前の写真は親が撮影)
私が初めてアースに出会ったのは、生まれてから5日目、2008年の10月18日。下はその日に撮影した写真です。
左から2番目がアース。 2008年10月撮影
家族に囲まれて泳ぐ子シャチの姿が見えます。大人のシャチに比べて、体の色は、ややオレンジ色をしています。
これから徐々に、オレンジの部分が白色に変わっていきます。
さて、ここで、一つエピソードをご紹介。
この日の時点では名前が決まっていなかったので、わかとら一家の中では、2年前に生まれたシャチの名前が「ラン」だったことから、この赤ちゃんシャチを「リン」と名付けて呼んでいました。それから月日が流れて、名前はアースに決まり、わかとら一家も「アース」と呼ぶようになりました。
その数年後、名古屋港水族館で生まれた赤ちゃんシャチの名前が「リン」に決まったというニュースが...。これはある意味、惜しかったのかもしれません...(笑)。
オスカーの下にくっついて泳ぐアース 2012年撮影
アースは元気に成長し、パフォーマンスでもジャンプを披露するようになり、2012年ごろになると、トレーナーさんとの水中パフォーマンスも時々見せてくれるようになりました。
しかし2013年ごろからは、サブプールでの生活が多くなり、撮影した写真の中に登場する確率が、低くなります。さらに2015年には、名古屋港水族館に移動することに。私が住んでいる所からはだいぶ遠くなります。
写真右上のトレーナーさんのところにアースがいます 2013年撮影
鴨川シーワールドでの活躍が見られなくなるのは寂しかったですが、やはり名古屋港水族館へアースを見に行こうという思いが強くなりました。
ガラス面付近にやってきたアース
そして今年も、アースに会いに行ってまいりました。
2020年... アースは予想以上にさらに大きくなっていました。私の中では、鴨川にいた時の子シャチのイメージがいまだに強いので、本当に驚きました。
ランディングを披露するアース 2020年撮影
豪快なジャンプも見せてくれました。
現在、12歳。人間でいうと思春期にあたるそうです。これからも、アースの成長に注目ですね。
それではまたお逢いいたしましょう、さようなら。
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