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「そろそろ、生理について話したい。」vol.5 婦人科受診のススメ

こんにちは!若手パワーアップ小委員会の濱です。
前回は、施工現場で働く女性の事例や、フェムテック/フェムケアについてまとめてみました。

この文章は私個人の意見や知り得た事柄に基づいており、当小委員会や土木学会の見解を代表するものではありません。

新年度のバタバタが少し落ち着いたころ、毎年やってくるのがそう、「健康診断」!今回は職場の健康診断をきっかけに定期的に婦人科の検診を受けることにした私の事例を紹介します。

腫瘍マーカーでまさかの・・・

腫瘍マーカー検査は、それだけでがんの有無を判定することはできませんが、診断の補助となる検査です。
私は30歳を迎えたことをきっかけに、健康診断のオプションとして腫瘍マーカー検査を追加することにしました。最初の1~2年は値に異常ナシだったので、特に気にしていなかったのですが、何年目か(確か33歳頃)の腫瘍マーカーで、結果に異常値が認められ、「要精密検査」の文字が・・・そのときは、すごく落ち込んでしまったのと、怖くなったので、すぐに病院へ行きました。ちなみに、異常値だったマーカーは、CA125というもので、卵巣や子宮など、主に婦人科系統での異常値でした。

はじめての子宮がん検診

紹介状を持って再検査にいった病院では、「CA125は生理の周期ですぐに正常値からはみ出ることがある」との説明を受け、少し安心しました。検査の結果も特に異常なしとのことでしたが、このことをきっかけに、検診の大切さを再認識しました。
「そういえば、自治体から無料検査の案内が来ていたな・・・」と意識したのも、この出来事がきっかけです。私の住んでいる自治体では、20歳以上の女性には、偶数年齢になる年に子宮がん検診の無料受診券が配布されています。お住まいの自治体によって異なると思いますが、受けられるなら受けといた方がいい!と思います。

腫瘍マーカーでもう一度・・・

その翌年か翌々年、CA125が再度異常値となりましたが、この時は前回のことがあったので、あまり心配することはありませんでした。ただ、健康診断の前に不正出血があったことが不安で、一応検査は受けておこうと思い、近所の婦人科を受診しました。
検査の結果、「子宮筋腫ができている」とのことで、先生からは「一応、毎年検査を受けてくださいね」とのことでした。

子宮筋腫はかなりメジャーな腫瘍で、30歳以上の女性の20-30%にみられるそうです。小さい場合、治療の必要もないとのことなので、私も現在筋腫と共存しています。
しかし、大きな病気につながる可能性もあるため、先生のおっしゃることをよく聞いて、毎年検査は受けようと思っています。

婦人科受診のススメ

婦人科を受診するのって、少し勇気がいると思います。毎日忙しいのに病院に行く時間なんてないよ、と思う人もいると思います。でも、自分の体を大切にするきっかけになるし、結婚したいか、将来的に子どもを持ちたいか、考えるきっかけにもなるので、ぜひ受診してみてほしいです。
あとは人間ドックも!人間ドックには、女性用のコースが設定されている病院もあり、女性特有の疾病に対する検査が含まれていることが多いです。私も今年は久しぶりに人間ドックを予約しました。

今回は土木とは全然関係ない内容になってしまって、すみません。次回からまた建設業界の皆さんに向けてお届けします!(・・・たぶん。)

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