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「なんでそんなん言うの!」子どもの突飛な発言を上手に生かす方法5選。

3学期初日お疲れ様でした〜!!乗り切った〜><
私は係り決めとか、3学期の目標書きとかしました。
係り決めで
「3学期に新しく欲しい係ありますか?」
って子どもたちに尋ねたら・・・

「虫の死骸がないかチェックする係が欲しいです〜!」って言うAくん。

なんやて・・・( ͡° ͜ʖ ͡°)?

と、一瞬なりました。。。

しかし!そんなヤンチャ発言には負けてはいられません!
子どもの突飛な発言を上手に生かす方法5選!紹介します!

(1)「受け止める」が「受け入れない」


「そうかぁ、虫の死骸がいないかチェックする係か〜」って返しました。
子どもとの関係やその子の実態にもよりますが、
すぐさま否定的、高圧的指導では3学期初日としては△かなと。
発言を繰り返すことでまず「受け止め」ました。
でも「いいね」とか「すごいね」とかは言いません。
「受け入れ」はしないからです^^
これ、苦手の先輩からの理不尽な指導を聞く時もやってます。
「受け止める」けど「受け入れない」。

(2)自然に「詳しく」尋ねる。


次に「それってどんな係り?」と尋ねます。
「どんな時に活動する?」「どうして必要だと思ったの?」とか。
これは他の提案があった時も一緒です。
ここで、ヤンチャがふざけていたら、そこはいさめます。
「みんなで3学期をより良くしようというお話し合いです。
真剣な提案ではないのなら、やめて欲しい。」と、短く毅然と言います。
提案内容を否定するのではなく、その姿勢を指導した方が納得感がありますよね。

(3)他の子どもたちに意見を求める。


私の場合は、詳しく聞いても答えてきました。
そしたら、この子は真面目だったとわかりました!
2学期にロッカーの中からハエの死骸が見つかったのを覚えていて、嫌だったから、このように言ったのでした。
(はじめっから否定しなくてよかった〜💦)
そこで、こっちも真面目に。
「皆さんは今の意見についてどう思いますか?意見を発表しましょう。」
と促しました。この時に、変な言い方になっちゃうと
賢い子たちが先生の顔色を見ますから、気をつけました。
先生も真面目に尋ねているので、他の子たちも
「それは〜〜という理由で、あまりいらないと思います」など
建設的に意見を言ってくれました。

(4)提案の「意味」を肯定し、提案を否決する。


他の子たちからの意見に、ヤンチャ発言をした子も頷いて聞いています。
「教師VS子ども」の構造にすると、信頼関係がまずくなります。
他の子たちからの反対意見を聞き終わった後、こう言いました。
「Aくん(ヤンチャ発言の子)は、虫の死骸がいないような綺麗なクラスにしたいと思って、提案してくれたんだよね。先生はそう思ったよ。ありがとう。」「ただ、それならば、掃除の時にしっかり見たり、他の係のお仕事でなんとかなりそうだね。」
提案の意味を解釈し、肯定した上で、
でも、「虫の死骸ないかチェックする係」は否決しました。

(5)「話し合いの仕方」が上手だね!って褒める。


最後は、ヤンチャ発言Aくんも含めて褒めちゃいます。
「Aくんはしっかりと提案して、しかも、反対意見までしっかり聞いていてすばらしいね。こういう話し合いができるのが、●年生の0学期ってことだよね。初日から良いお話し合いができましたね。」

初日は他にもバタバタな場面もありましたがなんとか乗り切りました〜
明日がんばったら3連休!
明るく、自然体で、がんばりましょう〜٩( 'ω' )و



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