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「信頼関係ってどうつくるの?」を考えるシリーズ(3)緊張感を持って。

「信頼関係」シリーズ!
今回は、良い意味での「緊張感」の持ち方について考えます!

(1)目標や目的を共有する。

「私たちは何を目指すのか」「何のために勉強するのか」を
しっかり示す。あるいは子どもたちと話し合う。
学校ならば「成長」を目的にするでしょう。
この目的のために、活動しようね!とする。
目的や目標がなく「いいよ、いいよ〜」では安心はするけど成長はない。
ゴールを示し、そのゴールに向かう姿勢を励ましたい。

(2)「これは駄目」の基準を明確にする。

新学期の始まりや節目にしっかりと伝えておきます。
例えば、
「先生はこの3つがあったときは厳しく叱ります。
1つ、いじめ。1つ、命に関わること。1つ、何度言っても直そうとさえしないいとき。」のようにです。
それ以外は、優しく明るくやります^^
でも、線引きは必要。その線引きをはじめに伝えておくことが大切です。
後出しで「これは駄目でしょ!」ばかりになると不信感ですよね。

(3)駄目なときはハッキリ、短く。

子どもですから、問題行動はありますね。
そんなときは「〜だから、やめます。」
「迷惑になるので、しません。」のように短くキッパリと伝えます。
その後は引きずらないのが良いですね。
ついやってしまうのが「あの時も〜、」と過去のことを持ち出してしまう。
(私もあるわ〜)
その子の人格は大切に、その時の行動を指導したいですね。

(4)「制限」をかける。

「あと3分でやろう」「あと3問だけやります」
「2つ書いたら持ってきましょう」など、
限定的に制限をかけるのは効果的です。
どれくらい頑張ればいいのかが伝わりたすいので、
がんばる気持ちになりやすいです。
そして、緊張感を短く持続させることもできますね。

(5)「何のために」を説明する。

「〜します」「〜なさい」「〜しましょう」だけの
命令指示ばかりになってしまいがちです。
「〜〜のために、〜しましょう」ということで、
緊張感がある中で、意味を理解した上で、行動できます。
安心感と緊張感が良い塩梅で混ざっている状態で学習すると
定着度もアップしていきますね。

(6)ズバッと褒める!

そして、スバっと褒めます。
「すごい!!」「これはいいね!」のように。
「すご〜い」「いいなぁ」のようなソフトな褒め方と
分けて場面ごとに意図的にできるといいですね。



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