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死ぬ時に後悔すること

アメリカの90歳以上の方への『90年の人生を振りかえって、唯一後悔していることはなんですか?』というアンケートによれば、90%の人が『もっと冒険しておけばよかった』と答えたそうです。

社会人になって30年このままダラダラ働くのは嫌だな〜と何となく思っていた時、上述のアンケート結果を改めて見て、何となく感じていた違和感の正体に辿りつきました。
いわゆる一般的なサラリーマンのイメージの人生を歩むのが嫌だったんです。
思い返すと、昔から常に人と違っていたい(=目立ちたい)みたいな感情を持っていました。
新卒の1社に勤め上げて、何となく昇進していって、地元でマイホームのローンを組んで、友達や親と仲良く暮らして人生を終える。もちろん幸せなことですが、そんな生き方して楽しいの?っていうのが僕の本音でした。

死ぬ時のことをイメージすると、少し勇気のいる挑戦も踏み出せるし、恥ずかしいと思う場面も手を挙げられるし、生活環境が大きく変わる場面でもワクワクする選択肢を取れる。
「死ぬ時に後悔したくない」このことを常にイメージするだけで日々頑張れている気がします。

最近このイメージの差を職場でも実感した出来事がありました。
僕より少し先に入社したAさんは、入社直後から多くの契約を取ってすぐに営業のエースになっていました。
最初の半年は営業成績では叶わなかったですが、次第に成績が追いつき徐々に差がひらいていきました。
この差は確実に行動量です。僕はとにかくスケジュールパンパンになるまでアポイントを入れ続けました。完璧なプランを練って効率よく営業したい気持ちもありますが、そんなことをしていてはAさんにも追いつけないし成績でも負けてしまいます。
Aさんは過去のうまく行った経験を元に、行動量を減らして効率を意識した営業を行っていました。
結果どうなったか。行動量が多いと当然成果も大きくなりますし、ノウハウが溜まってきてどんどん効率的な案も出てくるようになりました。成果も認められて、多くのチャンスもいただくことができました。
Aさんは当時の成功体験が忘れられず、おそらく失敗を恐れているため、なかなか数をこなす方向にシフトができないまま苦戦しています。

死ぬ時に後悔するくらいなら、恥でもプライドでも捨てて何でもやる。失敗してもいいからとにかくやる。この精神は忘れません。

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