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ブランディングとは「結びつき」をつくること

今年で25周年を迎えた「わかさ生活」の社長 角谷が、従業員に話してくれる「豊かな心」になる話を毎週紹介しています!
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あなたは、自分をどんな風に見られたいですか?

仕事においては、どんな商品を売りたい、どんな仕事がしたいと思っていますか?

それを実現させるために必要なことが「ブランディング」といわれるものです。

最近、色んなところでこの「ブランディング」という言葉を見るようになりました。
わたしも経営者ですが、正直にいうと、数年前までこの言葉の意味が全然ピンと来ていませんでした。

しかし今では、わたしなりにではありますが答えともいえる考えを見つけています。

わたしの会社はサプリメント通販の会社であり様々な商品を扱っていますが、売上のほとんどは『ブルーベリーアイ』という商品が生み出しています。

ある時、「一つの商品と、一つのキャラクターでこんなに多くの人に長く愛される会社を作るなんて、本当にブランディングが上手ですね。どうやったのですか?」という言葉をもらうことがありました。

わかさ生活の成長を支えてくれたのは、間違いなくTVCMです。

『ブルブルくん』という自社のキャラクターに、ドラゴンボールの孫悟空の声優であった野沢雅子さんに声をお願いしたことです。

ダメ元でお願いしてみたところ、意外にも快諾をしてくれた野沢さんのおかげで、今があります。

当時はインターネットもなく、今ほど声優さんが注目されていた時代ではありませんでした。

わたしが探していたのは「誰でも知っている声」だったのです。
そこから「ブランディング=結びつき」という考え方にたどり着きました。

今でもそうだと思いますが、CMというものはほとんどの場合が「真面目に観るもの」ではありません。

なんとなくテレビをつけていて、家事や他のことをしながら見聞きするものです。

そのような人たちの「ん?なんか知ってるぞ?」という意識を刺激して”結びつき”をつくりたいと考えていました。

そして、常に次に”結びつけていこう”と色々なことを試していました。

その結果、「ブルーベリーのサプリメント」という単一商品では日本一というところまでたどり着けたのです。

これを「ブランディングが上手い」と言ってもらえるのであれば、そのコツは「結びつきをつくること」だと答えられます。

何かを見たとき、触れたとき、思い出したとき、その結びつきの中にわかさ生活のキャラクター「ブルブルくん」が入っていて、それが頭をよぎるようになってくれればブランディングは成功です。

もし、あなたが仕事でもプライベートでも「こうなりたい」と思う姿があれば、それを人が知っているなにかとどう結びつけるか、ということを考えてみて、一つでもいいからやってみてください。

そして、その『結びつき』の数を増やしてみてください。

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