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未成年が「酒を飲ませろ!飲ませないのであればあることないこと言いまわって社会的に葬ってやる!」といってきた時の対処法

飲むなと言われれば飲みたくなるのが人間だ。
アル中の俺たちならよくわかるだろう。
ただ俺たちは飲む。
むしろ飲むなと言われれば言われるほど飲むだろう。
でも未成年は違う。
飲むなと言われたら本当に飲めないのだ。
つまり誰よりもフラストレーションを抱えているのが酒の飲みたい未成年だと言える。
そうなってくると連中は最後の手段に出てくるだろう。

「酒を飲ませろ!飲ませないのであればあることないこと言いまわって社会的に葬ってやる!」

これを言われたらヤバい。
未成年は俺たちアル中を社会的に抹殺する方法なんて無数に持っているからだ。
だからここで未成年を怒らせず、平和的に奴らにカルピスを飲ませて帰らせる方法をレクチャーしていこう。

血を吐いて病院に運ばれてみる


アル中ってこんなことになるんだぜとビビらせてやろう。
所詮まだ酒の味も知らない若造、血を吐いたらビビるだろう。
そして血を吐きながら若造の近くまで這いつくばって行き、こう言ってやろう。

「か、乾杯」

って。
乾杯という言葉がトラウマになるはずだ。
なんなら成人しても飲めなくなるかもしれない。

「酔っ払いって女の子にモテないよ」とあえて真実を言ってみる


真実こそが一番の武器になることもある。
正直未成年にとって酒への好奇心なんてモテに比べたらカスみたいなもんだ。
奴らはモテたくてしょうがないのだ。
そのためなら悪魔にでも魂を売るだろう。
そんな四六時中ムラムラしている彼らにとってこの言葉は死刑宣告といってもいい。

「酒飲むやつってマジありえないよねぇ!」

と女の子の前で言いまくるようになるかもしれない。
むしろ『酒を飲むとモテない=シラフならモテる』と勘違いして一生酒を飲まなくなるかもしれない。
成人したら、ほろ酔いぐらいなら女の子と緊張せずに話せて少しモテるかもねと教えてあげよう。

「カルピスっておいしいだけでなく乳酸菌入ってるから体にもいいんだぜ!」と逆にカルピスに連中の興味を持っていく


カルピスのおいしさは誰もが知るところだろう。
おいしいかどうかまだ未知である酒よりも確実なおいしさのカルピスへ気持ちが傾く奴らも出てくるはずだ。
しかもおいしいだけではなく乳酸菌も入っているという衝撃。
何も知らないガキどもからしたら乳酸菌という響きはエリクサーのように聞こえるかもしれない。
ここまで来ればあと一押し。
あの一言を言ってやろう。

「え、まだカルピスを水もしくは炭酸水で割ってるの?じゃあ知らないんだ。牛乳割りの圧倒的おいしさ。まろやかで濃厚になるだけでなく、カルピス唯一の弱点『飲んだ後になんか口の中がキシキシするような感じがする』を完璧に解消してくれるのに!」

ここまで来れば奴らの頭の中に酒という単語はきれいさっぱり消えているだろう。
彼らの頭にはもうアルコールではなく乳酸菌が住み着いている。
近くのスーパーの場所でも教えてやろう。

「さ、け?」ととぼけてみる


こいつ一体何を言ってるんだという目で未成年を見てやろう。
出来るだけ異物を見るような目で見るのがいい。
これは結構な演技力が必要になるので練習しておこう。
そして最後はこの言葉で締めくくろう。

「あ、もしかしてシャケのこと言ってます?シャケは飲み込むと危ないんでちゃんと噛んで食べた方がいいですよ」

殴る


もうめんどくさいから殴るという方法もある。
結局警察に捕まり、社会的に死ぬことにはなるが、スッキリはする。
スッキリするまで殴ったら胸を張って自首しよう。

締め

未成年には酒を飲ませられないので、人生の先輩として立派な対応を心がけよう!
ただだからといっても気負い過ぎてはいけない。
最悪ぶん殴ればいいんだと肩の力を抜いて行こう。


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