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敦賀高校創生部の昆布探索日記3「いざ、昆布出汁の飲み比べ!」

こんにちは!
私達は福井県の敦賀高校の「創生部」という地域密着型の部活動の生徒です。 
今回はご縁がありまして、この一連の記事を書くことになりました!
この記事では地元の私たちでも知らない敦賀と昆布の関係を知ることができる記事となっています!是非最後まで読んでみてください!

今回は学校で昆布の試飲をしてみました!昆布には様々な種類があり、種類ごとに特徴があってとてもおもしろかったです。

昆布探索日記2「『奥井海生堂』に行ってみた!」はこちら

「山出し昆布」は旨味の中に甘みが!

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最初に飲むのは山出しです!

少し塩味があり、とろろ昆布みたいな粘り気があります!
意外とすっきりしていて美味しいです。
旨味がしっかりしており利尻昆布のような上品な味ですが、利尻昆布よりも少し甘みがあります。
お味噌汁にするにはすこしパンチが弱いかもしれません。お吸い物などによく合う味ではないでしょうか?

「日高昆布」は海の味!

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続いて、日高昆布を飲んでみました。

出汁を取ってみると他の昆布よりも色が濃い!緑茶のような黄緑色です!
飲んでみると他の昆布とは全く違い、昆布というよりかは海藻というような味がしました。つまり磯臭さとしょっぱさが他のものと比べて特に強い!といったものでした。
また、昆布そのものは柔らかく、鍋やおでんといった煮物の具材や昆布巻などに多く使われているそうです。

「羅臼昆布」はすっきり!

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次は羅臼!

日高よりは濃くありませんが濃い黄色をしており、しっかりとした香りが!飲んでみると、あまりねばねばしておらず、すっきりとした味で、出汁の味がガツンとくるほど強かったです。実際、羅臼昆布は香りが強く、味は濃厚で甘味があるといわれているそうです。そのためかつお節などとの合わせだしよりも、羅臼昆布単体の出汁に向いているそうです。

「利尻昆布」はお上品だった!

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最後に利尻昆布を飲んでみました。

まず香りがいいです。
少しねばねばしていますがしつこくなく優しい味です。
すっきりとしていて、羅臼よりもねばりがあります。
少し苦味や青臭さがありますが、フワッとした甘さも少しあり上品な味です。
試飲した4つの昆布のなかで一番美味しいと思いました。
バランスの良い味なので京都の料亭では固形よりも出汁として使われているそうです。

なぜ昆布によって味が違うの?

『奥井海生堂』に行ってみた!」でも紹介した様に、昆布は海を綺麗にする海藻であり、昆布のおいしさも海の綺麗さに影響されています。そのため、昆布はワインの格付けのように、産地の浜や生育環境などで格付けされているほど取れる場所ごとに味が違うんだとか!ちなみに、今回試飲した昆布は↓のもの。

おわりに

今回この一連の記事を作成してみて、とても楽しかったです。記事を書き始めた頃は、私達はほとんど知識もなくwebサイトなんて本当に作れるのかなといった不安の気持ちがありました。しかし、実際にやってみると文章や写真、タイトル画像など試行錯誤しながら、記事をつくることができて意外と面白かったです!

昆布について調べ、体験する中で、昆布が有名な地元の私達でも知ることがない昆布を知ることができました。機会があれば他の話題でも書いてみたいです!

創生部の活動や#わかさはっくつの今後の活動にもぜひご期待ください! 

本記事の内容は福井県の公式な見解ではなく、 わかさはっくつパートナーたちによるひとつの思いであり願いです。
読者の皆様には、本記事を通して嶺南というまちを自由に感じ取っていただければ幸いです。

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