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なぜモテる男は女を見下すのか?

基本的に、男性の恋愛はアプローチ数がほぼ全てを決める。

これは本マガジンで何度も説明してきたことだが、男にとっての恋愛は就活や飛び込み営業と極めてよく似ている。とにかく数を打つこと。それが正義であり、全ての成功の大前提だ。

しかし当然のことではあるが、数を打てばそれだけ拒絶される回数も増える。男性問題の専門家であるワレン・ファレルによれば、平均的な男性は1人の女性とベットインするまで平均100回ものアプローチをこなしているという。これはつまり、1人とセックスするためには99人から拒絶されなければならないということだ。

当たり前のことだが、男だって拒絶されれば傷つく。しかもアプローチした相手は自分が魅力を感じている女性たちであることが主なわけで、つまり男というのは日常的に失恋を経験しているわけだ。

このような日常的な拒絶に対応するために、男たちはある認知を積極的に育んできた。それは今風の言葉にすればミソジニー(女性蔑視)と呼ばれる価値観だ。

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週に1-2回程度更新。主な執筆ジャンルはジェンダー、メンタルヘルス、異常者の生態、婚活、恋愛、オタクなど。

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