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わかおの日記325

昨日は高円寺の阿波おどりがあって、とっても楽しかったし、打ち上げでも調子に乗って飲みまくったら、今日は朝からずっと具合が悪かった。

こういうとき、以前は「楽しかったから、ついつい飲んじゃった」と解釈していたけれど、多分違って、あんまり喋れなかったから手持ち無沙汰でとりあえず酒を飲んでいるだけなのだろう。だからあんまり酒に逃げない方がその場を楽しめる気がする。

家族で近所のラーメン屋に行った。足繁く通いすぎて、常連扱いされており、最近は頼まなくても形の悪い味玉をサービスでつけてくれるようになった。母親はそこのラーメン屋の奥さんが亡くなってしまったのだと主張していて、「奥さんが味玉剥いてたんじゃないの?だから最近、形の悪い味玉が多くなっちゃってサービスしてくれるのよ」と言っていた。そういうことはあんまり言うもんじゃないと思う。

吉村萬壱『流卵』を読んだ。自分は結構攻めた内容の小説を書いていると思っていたし、実際周りの人にもそう言われることが多いが、この人に比べたら全然大したことないと思った。自分が吉村萬壱だったら、正直恥ずかしすぎて表に出れないと思う。でも、これは文学だ。変態がなぜ文学なのか、そういうことをじっくり考えないといけないと思った。

久々に田村くんとラジオを録って、意外と喋ることがあってなんとかなった。ヤケクソ文學に向けて、文学のリズムをつくっていかないといけない。文学のリズムってなんだよと思うが、今の自分にはそれが全てで、そういうふうにリズムを作らないと書けないと思う。書け。

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