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わかおの日記263

こんな日に日記を書いているということは、そういうことである。

↑こんな冴えないアピールで読者の憐憫を集める弱者男性しぐさはよくない。単に彼女がケーキ屋で忙しいだけだ。

昨日のバイトで疲れた。朝起きようとしてなかなか起きられず、10時半に起床という結果になった。起きて30分もしないうちに家を出て、徒歩1分の距離にあるラーメン屋へ向かった。自分と母親はそこのラーメンがとにかく好きで、ポイントカードを何枚もコンプリートするほど足繁く通っている。

今日の限定ラーメンが「鰻出汁の白湯つけ麺」ということで、クリスマスイブ・ランチはそれと決めていたのだ。開店10分後に入店したのにも関わらず満席で、自分が待機列の1番目だった。

目の前のカウンターに左から、ラオタ(ラーメンオタク)、ラオタ、ラオタ、女子、女子、女子。ラオタは着丼と同時に無言で麺をすすり、食べ終わると「上に乗っているのはセリですなw 上品な味でおいしいですぞw」「鰻出汁にしては安めの価格設定ですなw」などと忙しい店主をわざわざ呼び止めて、自己満足のお喋りに興じる。

これは他人事ではない。30年後の自分がそうなっていない保証はないのだ。気の引き締まる思いをしたクリスマスイブだった。

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