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「本番前セラピー」について語る vol.1

もう、このセラピーはすごい。
セラピストとしての私がすごいのではなく、
ただただ、ヒプノセラピーがすごい、としか言いようがない。

この「本番前セラピー」。
始めたきっかけは、

・人前でピアノを弾く職業の私が
・舞台上でのとてつもなく小さなミスを毎回気にし
・本番後はいつもいやぁな気分に陥っていた

ところから。


そこから派生する思いは

・やっぱり私には向いていない
・やっぱり私なんか人前で弾く資格なんて無い
・やっぱりピアノが下手なんだ
・やっぱりダメなんだ
・やっぱり・・・やっぱり・・・

だった。


これは、相当苦しい。

・本番、間違ったらどうしよう。
・暗譜が飛んで止まってしまったらどうしよう。

とも、もちろん思っていたけれど、
そもそも、楽譜を見て弾くアンサンブルの本番でも
「間違ったらどうしよう」
という不安を常に抱えて、本番を迎えていた。

そして本番は思った通りに間違い、
「あぁ、やっぱり間違っちゃった」
という、ミスにばかり目を向ける、という作業をしていた。


もしかしたらそのミスは、誰も気づかない程度の小さなミスかもしれない。

だけど、私はいつだって舞台上で、
まさにピアノを弾いているこの瞬間で、

「あああああ!!!!またやってしまったーーー!!!
どうして私はいつもこうなの!!
どうして私はいつもミスしちゃうの!!!」

と思ってしまい、

舞台を降りた後、舞台袖ですぐに楽譜を開き、
ミスした箇所を確認する、という
なんとも意味のない作業をしていた。

(※次もすぐにこの曲を人前で演奏する機会があり、
ミスを確認して次はしないようにする、
というのなら大丈夫だと思うけど、
私の場合は、それ一回きりなのに、
毎回楽譜を確認して、わざわざ落ち込む、
ということを繰り返していた。)


音楽って本来、音を楽しむものなのに
私はいつも、「苦しい」思いの方が強かった。

楽しかったー!という思いで本番を終えたことが
あまり記憶になかった。

ここから、本番前セラピーが生まれることになった。


つづく


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