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薄井シンシアさんとのzoomトーク会

専業主婦が就職するまでにやっておくべき8つのこと

著者である薄井シンシアさんとのトーク会を実施!!

そもそもシンシアさんとの出会いは(正しくは本との出会い)、私がアメリカ大学院に高校生の子供二人を連れて行っていた頃。私も自ら専業主婦を選んだので、彼女の言葉はパワフルで、すぐにKindleにて購入。(以来バイブルの様に時々振り返って読んでいる)シンシアさんの足元にも及びませんが、同じように専業主婦を経て、下っ端から頑張って来た人がいるんだ!!!と光が差してくるような気持ちになり、ダメ元で早速FBにメッセージを入れさせて頂いて。(これ、シリコンバレー流かも。Just Do It。返事来なくても失うものは無い)実際著名な方って、返事をくれない事も多いけれど、同じ専業主婦だったという事、そこからの復活を目指している事で、もしかしたら共感してお返事をくれるかも?と期待していた。結局しばらくしてシンシアさんがメッセージに気が付いてくださり、返事が来た。

そしてその後シンシアさんの本がドラマになるという記事も知って驚く。

鈴木保奈美さん主演!イメージと合ってるな!なぁ〜んて目を細めて見ていたある日、シンシアさんから電話があった!

主婦カツドラマが始まるので、そのドラマの主人公が着ている白いシャツを皆んなで着て盛り上げない?との提案をもらった。私の出来る事であるのなら!と細々と活動をさせていただいた。

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#主婦カツ #白シャツキャンペーンの様子

専業主婦になろうと決めた時は、正直仕事を辞めるのは勿体無いと。仕事は面白かったし、少しは仕事に慣れてきた頃だったし。確かに自由になるお金も無くなる。優雅に外食ばかりも出来ないかもしれない。それでも専業主婦になろうと決めたのは、そもそも不器用だから。子育てをしながら仕事が出来る器用さが自分には無いと気が付いたから。時代的に産休も非常に珍しく、時短や、育児休暇などがなかったのもあるし、中途半端に勤めるわけにはいかないと、辞める決断に至った。それにきっと子供に熱が出たら、仕事に支障が出るな。仕事が面白くなりすぎたら、子供達の事が適当になるかもな。色々考えた末、専業主婦を全うしてから、一からやればいいんや!と腹をくくった。

そんな中、何歩も前を行くシンシアさんの本に、元気と勇気をいただいた。ツイッターもやってらっしゃる、デジタルアクティブ!彼女の年齢でツイッターやっている人はどれほどいるだろう?

著書の中で一番共感したのは、シンシアさんの頑張る理由は、世の中に専業主婦の価値を訴えるのではなく、自らがローモデルとなって、説得する時間があったら行動と結果で示すという部分。後に続く迷える20代、30代の女性、(もしくは男性)の為にも、出来る背中を見せるべく頑張っているのだと。新しい人生を生きようとする元専業主婦が、一人でも増える事で、仕事か家庭か?という様な選択肢の呪縛から解放されるかもしれない。それに自分で選んだのではなく、専業主婦・主夫にならざるをえないかたもいる。そういう方の為にも、ロールモデルとなるのだと思った。

前置きはさておき、シンシアさんはこの夏までがとても忙しいはずだったので、それが落ち着いたら大阪に講演しに来て欲しいですとお伝えしていた。ホスピタリティー講座を大阪でも開催して欲しいと思っていたから。ところがこのコロナの影響で諸々延期となり、どうしてらっしゃるかメッセージしてみた。そうすると、『話でもしない?』と気さくに返信を下さった。早速日程を決めて話をするうちに、こんな話私だけ聞いているなんて勿体無い!という思いから、ぜひこれから復活の可能性を秘める専業主婦にも話をしてくださいとオファーをした。まずは著者と話そう的な、カジュアルな感じでの会にしたかった。

ラッキーな事に、zoomというオンラインツールもあるし、これを使ってオンライントーク会をやってみる事に。この様なテクノロジーには弱いから、子供にやってもらわないと分からない。使った事ないから出来るか心配。など、参加者にとって若干ハードルは高い様だったけれど、それでもやってみる!と言って集まったのは23人。実際に少しだけzoomを事前に試しに使ってみたり、会がスタートしてから接続するまでの時間を設けたりして無事全員入室。

シンシアさんの、本からだけでは分からないお話や、どんな気持ちで頑張っているか。名言が飛び出し過ぎて、もうメモがいっぱいになってしまった。その中でも特に気になったキーワードをいくつかご紹介。

我慢
給食のおばちゃんの時に2億円くらいの売り上げを出し、英語も堪能、(日本人の大好きな)学歴も高いのに、新しい職場で嫌味を言われたり理不尽に扱われた時も、常に我慢。いかに我慢が出来るかにかかっているかもしれない。

人の嫌がる事を敢えてやり、人一倍頑張る
20年以上働いていた社員と、専業主婦からの復活ではキャリアが違う。その為には人が嫌がる事を引き受けて、それを人一倍頑張る。嫌なことを逃げないでやっているから強い。キャッチアップする。

コネクション
普段からボランティアなどして、色んな人とのネットワークを広げておく。そうする事で、新しい仕事が舞い込む。最初の仕事以外は全てヘッドハントされた。沢山のタネを撒いたから、何かは芽がでるでしょう。

娘に母親をクビにされたくない
いつまでも母から学べる事があると思って欲しい。NY在住の娘さんとは一日2回話している。常にバージョンアップしたい。

来るもの拒まず
自分の様な人間にくださる仕事は、何でもやる!とにかく引き受ける。まずはそこから始まるから。キャリアは何であれやる。

専業主婦の価値を世の中に訴えるのはNG
専業主婦には価値があるとわかって欲しい。シンシアさん訴えてくれと言われても、言葉だけではダメ。説得する時間があるなら行動で示す。覚悟を決めて勝負に出る。

我慢、根性!だなんて昭和すぎると思われるかもしれないけれど、専業主婦がそれなりに社会復帰するという現実は、このキーワード無しには成り立たないかもしれない。実際に私も職場によっては理不尽な扱いを受けた時もあったけれど、それでも人一倍頑張って、覚悟を決めて辞めずに我慢したから、その仕事ぶりを認めてもらえた。覚悟があるのか。もしかしたらこの一言が、元専業主婦にとって新しい人生を歩む為には必要なのかもしれないなと。

今回はとりあえずやってみよう!でトーク会を開催させて頂いた。本当にありがとうございます!その後色々お話をして、未来に繋がるお話も頂いてワクワクが止まらない!


あなたのサポートは、本出版の為に使わせて頂きます!(差し支えなければ本にお名前入れさせて頂きます)留学したい方の役に立つようにしたいです!