見出し画像

アメリカに住んでもお弁当はクリエイティブ空間だ?!母子留学中に作ったお弁当たち

お弁当の可能性

お弁当作り歴約18年
今振り返ると
あっという間に終わってしまったなと

昔から母のお弁当が大好きで
週末家族で自然公園に行くと
必ずお弁当が食べられたし
幼稚園の時も母のお弁当が大好きで
中学もお弁当で
毎回お弁当箱を開けるのが楽しみだったし
母のお弁当はいつも手作りだった

さて、結婚して子供が産まれてから
お弁当を本格的に作り始めたわけですが
これが面白い!
たったひつの箱の中に
何をどう詰めるのか?

お弁当箱はクリエイティブ空間やぁ〜!

あの空間は無限の可能性を秘めているわけですよ
ユニバースです!

子供達にお弁当を作るにあたり
確かに面倒と思ったらそれまでですが
人生において何年子供たちに
お弁当を作るのか?っていう事で・・・
子育てもそうですが
人生100年だとして
たったの4分の1くらい?!?
だったら思いっきり楽しもう!と思ったわけです

日本にいた時の工夫

日本にいた時は
もちろん食材を手に入れる難しさは無く
食べたい物は何でも作れる
おそらく問題になるのは
何を作るのか?
どのように段取りをして作るのか?

まずは何を作るのか?
子育て中に買い物はなるべく減らしたいし
買い物に行っても同じような野菜を買ってしまう
(人参、玉ねぎ、ジャガイモ、キャベツなど)
旬の野菜を食べて欲しい
そんな思いから
旬の野菜が適当に入って毎週届くサービスを利用していました

そういうこともあって
自分の勝手なポリシーとして
レンチンおかずや冷凍おかずは一切無しチャレンジ!
ある意味宿題のように
届いた野菜をベースにメニューを考える

季節によっては毎週蓮根が入っていたり
全く見たこともない野菜が入っていたり・・・
こういう宿題野菜がある事で
レパートリーも増えていって
例えば蓮根なら
キンピラ蓮根、蓮根炒め、蓮根饅頭、蓮根入りシュウマイ
揚げ蓮根、筑前煮、蓮根入り和風ハンバーグなどなど

考えてみてください
当時はアナログです
レシピは携帯で〜っていう時代ではないので
雑誌を買ったり、図書館に行かないと
新しいメニューとか情報を得られない
持っている料理本や立ち読みして得た情報を
お弁当メニューにしていました

ところが娘だけがお弁当
息子が給食になった時期が大変
すでにパソコンも普及して
スマホでメニュー検索が出来る時代になっていたけれど
二人がバラバラなランチになると
夜ご飯が被るリスクが!!!
(って被ってもいいのかもしれませんが食べることが趣味なので、なるべく違うものを食べたいな〜と)
そこで思いついたのが
息子に配られる給食表を元に
娘のお弁当メニューを考える
例えば息子がカレーライスだったら
娘もカレーライスというように
そうすると何て便利!
メニューを考えなくても良くなった!
副菜などもなるべく似たようなものにしたら
バランスも取れている

ではどう段取りをするのか?
キーポイントとしては
まず夜ご飯を作る時に下ごしらえをしておく
例えば野菜の肉巻きなら
焼く手前まで作っておいて朝焼くだけ
御浸しなども夜のうちに作っておく
唐揚げは調味料に浸け置いていたり
炒め物は野菜や肉類を切っておく
などなど
朝からまな板を出して調理はさすがに面倒なので
夜色んな器具が出ている間に
作ってしまうという作戦
そうすれば洗い物も一気に終わる
最高に早い時は
娘が6時15分頃には家を出ていたので
5時過ぎ起きで弁当を作っていたし
なのでメニューは息子の給食メニューを元に
下ごしらえは夜のうちに!を実行

アメリカに渡ってからの常温お弁当

アメリカに引っ越してからのお弁当作りは
日本にいた時とは違う
段取りは今までと同じく夜に準備するとして
メニューを決めなくてはならなくなったし
食材も限られている

お弁当箱も当初はタッパーしか無くて
常温で持っていく必要がある
更に驚いた事に
アメリカに引越してから
子供達はより一層和食派になったわけです

贅沢言うてる場合か!

そう言うことも出来ますが
自分もお弁当食べるし
(これ重要です)
それにストレスの溜まる英語生活
ホッと一息つく為にも
お弁当のメニューは死活問題だ

と言うわけで
アメリカシリコンバレーで手に入る食材で
比較的コスパの良い食材を使って
更に腹持ちが良いメニューを考えました
最初の頃は炊飯器もなかったので
ご飯は朝起きてからすぐに炊き始める
フライヤーは温度調節もできて便利
卵焼きレパートリーを増やすなどなど

という事で
4年間の母子留学中に作ったお弁当の一部を公開!
(ってそんな自慢するもんでもないですが)
お弁当を温め直すレンジはなかったのと
夏に引越したこともあり
当面は常温お弁当
(保冷バッグに入れる)
段取りに一番気を使ったのが
冷めにくいものを先に作る!
なるべく同じフライパンでできる料理を
揚げ物はフライヤーを利用

最近では一人用お弁当を
一つのフライパンでって動画もありますが
食べ盛りの娘、息子、そして私の3人分ですので
それなりの量がいる
工夫して考えたメニューと
ざっくりとした準備も書いてみましたので
参考になれば!

画像1

左上から順に
豪華弁当(とんかつ、ハンバーグ、オクラ肉巻き、ブロッコリー、トマト、卵焼き)
夜:とんかつ衣浸けておく、ハンバーグ焼いておく、オクラ巻いておく、ブロッコリー茹でておく
朝:とんかつをフライヤーで、オクラを卵焼きフライパンで焼く間に違う鍋でハンバーグは温め直して味付け、オクラが終わったらそのフライパンで卵焼き
鶏肉梅しそ焼き弁当、ほうれん草御浸し入り卵焼き、かぼちゃバター焼き
夜:鶏肉は切ってビニールに入れておく、御浸し作っている時に、一緒にかぼちゃは軽く茹でておく
朝:梅肉ソースを作る、かぼちゃを焼く間に鶏肉が入ったビニールに片栗粉を入れて、シソを巻き始める、かぼちゃが終わったフライパンでそのまま鶏肉を焼いて、最後に梅肉ソース
いなり寿司
夜:具になる野菜類を煮込んでおいて、そのまま鍋に入れて冷蔵庫へ(ごぼう、人参、こんにゃく、かまぼこなどなど)
朝:買ってきたいなり用おあげを鍋て少し温めておく、具の野菜も温める、ご飯はタイマーで起きる時間に炊いておいて、すし飯作って具の野菜も混ぜる、いなりにご飯を詰める
(ほんまに時間ない時は『すし太郎』とか使っちゃいました)
ハンバーグと温野菜弁当
夜:前日にハンバーグも温野菜も作っておいて鍋ごと冷蔵後へ
朝:ハンバーグを温め直し味付け、温野菜も温め直しバターであえる
すき焼き弁当
夜:一つの鍋にすき焼きを作っておいてそのまま冷蔵庫へ
朝:再度温め直して冷めたらお弁当に
豚野菜炒め弁当、にら玉、かぼちゃの煮付け
夜:かぼちゃの煮付け作って鍋ごと冷蔵後へ、豚肉は切ってビニールに入れ冷蔵庫、野菜も切ってビニールなどに入れて冷蔵庫、ニラも切っておく
朝:かぼちゃを温め直している間にニラ玉、豚肉に片栗粉をふりかけておく、ニラ玉が終わったフライパンで豚肉→野菜で炒める
ハムカツサンド
夜:ハムカツを揚げる手前まで準備、野菜も切っておく
朝:ハムカツを揚げて、パンに挟む
パンケーキ弁当
夜:もらったクリームチーズをカップに入れておく、サラダも作って冷蔵庫へ
朝:パンケーキを焼いて冷めたらお弁当箱へ
焼飯弁当、えびケチャマヨ和え、野菜炒め
夜:焼飯用の具材は切って冷蔵庫へ、えびも下処理まで、野菜も切っておく
朝:焼飯を作って冷ましておく→同じフライパンで野菜炒め→同じフライパンで最後がエビ

画像2

左上から
炊き込みご飯弁当、肉じゃが、ネギ入り卵焼き
夜:炊き込みご飯の具材を切っておく、肉じゃがは作っておく、ネギは切っておく
朝:早めに起きて炊き込み御飯を早炊き、肉じゃがを温め直す、ネギ卵焼きを焼く
回鍋肉弁当、鶏肉酢豚、かぼちゃ煮浸し
夜:野菜、肉類は切っておく
朝:かぼちゃを煮込みながら、鶏肉酢豚の鶏肉に片栗粉をまぶし→炒める、回鍋肉の肉に片栗粉をまぶし→炒める
唐揚げ弁当、ちくわの磯辺揚げ
夜:鶏肉を一口大に切って、生卵、ごま油、醤油、おろし生姜、片栗粉に漬け込んでおく
朝:鶏肉をフライヤーで揚げる間に、ちくわを切って磯辺揚げの天ぷら衣を作る、唐揚げが終わったらちくわ
三色ご飯弁当
時間がなければ朝でもできる料理ですが
夜:きゅうりを切っておく
朝:そばろを作る、卵を作る
焼肉弁当、ちくわきゅうり、御浸し
夜:御浸しを作っておく、肉や野菜は切っておく
朝:肉を焼いてから野菜を入れて焼肉のたれで味付け、ちくわきゅうりを作る
煮込みハンバーグ弁当、ポテトフライ、温野菜
夜:ハンバーグ作っておいて鍋ごと冷蔵庫へ、温野菜も作っておいて鍋ごと冷蔵庫へ
朝:ハンバーグ、温野菜を温め直す、ポテトを切ってフライヤーで揚げる
エビフライ弁当、きんぴらごぼう、ポテトサラダ
夜:エビフライを揚げる前まで準備、きんぴらごぼうとポテトサラダも作っておく
朝:エビフライをフライヤーで揚げる
シャケ弁当、肉じゃが、野菜肉まき
夜:肉じゃが作って鍋ごと冷蔵庫へ、野菜巻きを焼く手前まで準備
朝:肉じゃがを温め直す間に、野菜巻きを焼いて味付け、そのフライパンにクッキングシートをひいてシャケ入れて蓋をして焼く
豚の角煮弁当、紅白なます
夜:豚の角煮を作って鍋ごと冷蔵後へ、なますも作っておく
朝:角煮をそのまま温め直す

あ〜結構色々作ったな・・・
写真残しておいてよかった〜と
コロナの影響で家にいるので
たまにはお弁当復活もいいかなと

四月になって新学年が始まったけれど
まだ学校はスタートしていない・・・
新社会人になったけれど
まだ通勤始まっていない・・・
今の間にお弁当作る練習をしておくのも
ありかもしれません

毎日三食作るお母さん、お父さんのためにも
子供がたまには作ってあげるのもありかも

また機会をみて
三段保温弁当に切り替わった後
お弁当メニューも投稿したいなと思っています

教訓:お弁当箱は最高にクリエイティブ空だ!

あなたのサポートは、本出版の為に使わせて頂きます!(差し支えなければ本にお名前入れさせて頂きます)留学したい方の役に立つようにしたいです!