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#003 キラキラしたイルミネーションみたいな人が幸せを運んでくれる

こんにちは、わかちこです。
今年も残すところ2週間となりました。
ホリデーシーズンの街並みはキラキラと輝いていてとてもキレイです。

2年前のちょうど同じころはイルミネーションは例年通りあるものの、人は少なくまばらで街はこんなにも輝いているのにひっそりと静まり返った様子が逆に物悲しい印象を抱いたのを覚えています。

キラキラしたものはどうして人を惹きつけるんでしょうか。
あまり宝石に興味のない私でもキラキラした街並みには毎年といっていいほど心が躍ります。

このキラキラに惹きつけられる現象はイルミネーションや宝石に限ったことではないと思います。

何かに夢中になっている人や楽しんでいる様子の人を見ても(自分自身に直接関わっていなくとも)なんとなくワクワクした気持ちになりませんか?
たとえば、画面の向こう側で歌っているアイドルとか!

キラキラと輝いている人は周りの人を巻き込んで、周りの人の心を躍らせてくれてさらにその心が躍った人も自然とキラキラと輝いていく。
こうして良い循環が自然と生まれるような気がします。

先日、都内某所を散歩していると男性1名に取り巻きの女性数名のグループが何やらスマホ片手に男性を囲んで撮影をしていました。
さらに遠くには交差点の真ん中で繰り広げられている撮影会をやや遠巻きに見守る数名の女子高生らしきグループ。
撮影が終わって遠くにいる女子高生たちに手を振る男性。

「きゃーっ‼」と声を押さえてはいたものの明らかに女子高生たちが沸いたことが伝わってきました。
すると、不思議なことに全くその男性を知らない、たまたまその場面に遭遇した私はふと「あぁ、素敵な出来事を目にしたなぁ」とホッコリ嬉しい気持ちになったんです。

中学生時代は部活に明け暮れて、高校生になるとバイトが楽しくてちっともアイドルにハマらなかった私にはいわゆる”推し”のいる生活という経験がないんですが、この光景を目の当たりにして幸せをお裾分けしてもらった気持ちになりました。

また、「私の周りには良い人しかいないのよ」とお話してくれたご婦人もいました。その方いわく「良い行いをしているとそれに賛同してくれる良い人がまた別の良い人を呼んでくる。たまに心無い言葉をかけてくる人もいるけれど、そういう方達は次第にその場から去っていく。気にせず自分に正直に生きていればやがて良い人しか残らないから大丈夫よ」と。
良い人という言葉はかなり抽象的で、一見すると自分にとって良い人とも受け取られてしまいそうですが、なんとなくのニュアンスは伝わりました。

このご婦人の言葉もキラキラした人の周りがキラキラ輝くのと近いのかもな、と思ったんです。
逆に愚痴や不平不満を言っている人の周りはどんよりとしていて決して楽しそうとは言えないのではないでしょうか。

イルミネーションのようなキラキラとした人になることは難しいかもしれませんが、誰かからもらったキラキラの断片を周りの人に少しでも与えてあげられる人になりたいと思います。

良い循環が生まれて周りの人がハッピーになったら最高ですよね。



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