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非常事態は突然に②

今日の夕方頃。
娘と2人で公園で遊んでいた。
コンクリでできた遊具の、
覗き穴をのぞいたり、顔を隠したり。

大笑いした娘がふと遊具に前歯をぶつけた。

と、思ったら、

娘の前歯が欠けていた。

私、一気に青ざめた。

まずは状況確認。

上の前歯、右側。
やや欠けている。
あまり痛がる様子は無いが、
触ると少し痛むらしい。
歯の欠け以外の目立った外傷無し。

まだ夕方だったので、
即座にかかりつけの歯医者に電話。

すぐに診てくれるという。

急いでベビーカーに娘を乗せ、
一旦帰宅。
医療証を持って家を出る。

途中で息子と一緒に卓球の大会に行っている夫に電話して状況説明。

歯医者に向かう道すがら、
後悔にさいなまれる。

私が一緒にいながら。
目の前で前歯を欠けさせてしまった。
どうしてこんなことになったんだろう。
きっと防げたはずだ。
危機意識が足りなかった。

私のせいだ。

ひたすら自分を責めながら。
でも今できることをしなければ。

歯医者に到着。
ここまで、歯が欠けてから30分も経っていなかった。

先生に状況説明し、
すぐに診察。

幸い、浅い欠けだったようで、
神経に大きく関わるほどではなかった様子。
あまり痛がっていなかったので、
そんな気はしていた。

お母さんは外でお待ちくださいね〜

と言われて待合室へ。
しばらく待つ。

治療後呼ばれて、説明を受けた。

・欠けは浅いので処置はすぐできた。
・前歯はもう埋めたので乳歯が抜けるまでこのままでOK
・おそらく後から痛むことはないが、様子は見てほしい

とのことで、少しホッとする。
娘もいたって元気そう。

前歯もすっかり元通りの見た目に戻り、
まだショックから完全には抜けきれないまでも、
大事故は免れたことに安堵。

そのあとは娘の様子を見つつ帰宅した。

娘は夕飯はふつうに食べていたが、
夜の歯磨きをする時、前歯をあまり触られたくないと泣いていた。
やはり少し敏感になっているようだ。
徐々に良くなるよう祈るしかない。

それにしても。
今もやっぱり私は反省。そして反省。
未就学児の事故は、
本当に一瞬の隙に起こるのだ。

非常事態はいつも、突然だ。

わかっているのに、油断していた。

自転車の前カゴに息子を乗せたまま横転して青ざめたこともあった。
ベッドやソファから落ちた息子や娘を抱えて小児科に駆け込んだことも何回もある。

今回は幸いにも軽傷ですんだけれど、
一歩間違えたらどうなっていたかわからない。

たまたま運が良かっただけだ。


未就学児を責任を持って育てるというのは、
こういうことの繰り返し。

だからしんどい。

命の危険や、
この先の人生が左右されるような重傷を負わせてしまうかもしれない責任と、
いつも隣り合わせなのだ。

家の中でも事故は起こる。
未就学児が起きて活動している時間は、
本当に安心なタイミングなど無い。

そのことを改めて胸に刻もうと思う。

娘が無事で本当に良かった。
でも私は反省しなければ前に進めない。

今日の苦い経験を糧に、
子どもを育てることに対して、
改めて腹を括っていかなきゃならない。

親が目の前で見ていても、
子どもはケガをする。事故にあう。

それでも子育ては終わらない。

明日からまたママは頑張るよ。
今日の苦い経験で、
前よりもほんの少しだけ、
頼もしい自分になれたと信じたい。

ことが起こった後、
ショックを受けながらも、
慌てず即座に冷静に動けた自分のことは褒めてあげよう。

今日はものすごく反省する。
そして明日からまた前を向こうと思う。

非常事態の第一弾はこちら↓
今思えばこの非常事態なんて大したことはなかった。

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