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中秋節快樂

中秋の名月ですね。

台湾人の友人は昨日から3連休が始まったと喜んで、みんなBBQでそれぞれの中秋節を楽しんでいるようで。
(台湾ではなぜか、中秋節ではBBQをすると言う習慣があるみたい。)


日本に住んでいるわたしはもちろんBBQするわけでもなく、
でもせっかくの中秋の名月を楽しもうと思い、
日本酒と高島屋のデパ地下で買った和菓子を片手にベランダへ飛び出した。

夕方に干し始めた洗濯物から生乾きの匂いが発せられるも、
南向きで日当たり抜群な我が家からは今夜の満月が少し見上げたところに良く見えた。

写真を撮った頃には雲に覆われたけど、それでもわかる月の光
 遠目には京都タワー


満月は相変わらずまんまるで、目を凝らすとみえてくる月の影はやっぱり昔から変わらないままで…

変わらずそこいてくれているんだなぁ、と改めて感じた。


そういえば去年の今頃は、
ピルを飲み始めたばかりで体調がすぐれなかった
職場にモンスター級にヤバイやつがいて、そいつの餌食にされた

今になって思い返すと心身ともにボロボロだったなぁ、と気付かされた。



お月見だけに限らないけど、
よく「○○なんか見て何が楽しいんだ?」って言うけど、
(そして、私もその気持ちがわからないでもないけど)

こういう自然鑑賞って、
その自然そのものを見ることを楽しむのはもちろんなんだけど、
そのものを通して、これまでの想いとか過去の経験を振り返り味わう時間を持つことにあるんだろうな、と感じた。


今回の私の場合は、
満月を眺めながら、昨年の中秋の名月の時の自分の状況を思い起こし、そしてこの1年で積み上げてきたものやこれからの展望を考える機会になった。

Youtubeで清塚信也さんの「月の光」を聴きながら眺めていた時間は、わずか6分ほどだったが、思いがけないかけがいのない時間だった。


そして、これまでの想いや経験が積み重なることで、この先こういう何かを眺めて想いを馳せる時間にも深みが増していくんだろうな、と思うと

強がりでも、綺麗事でも何でもなく
歳を重ねるのも悪くないな、と思った。



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