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イタリア都市的な雑賀崎

ほぼ自分が帰省する機会は皆無だが、帰って来て気づいたのは、どうも和歌山城を中心に整備のための予算がついたらしく、小綺麗とまではいかないが最低限のおもてなしができる環境ができてきたらしい。

でも、どうしてもインフラが中心になりがち。たまたま久し振りに見ていたBSでやっていたような「ポリニャーノ・ア・マーレ」のような匂うような空気感は厳しいかなと思っている。けど、空気感は自分が住んでいたから、気づかないだけで、ちょっとした風景でも気づきや驚きがあるかもと思い、少し家から足を伸ばして見た。

伸ばした先は雑賀崎。書かれているように、観光地化から逃れた唯一の場所だ。

和歌山市南西部に位置する海岸和歌浦の一部で奥和歌浦(おくわかうら)とも呼ばれる。 「新日本観光地百選(1950年)」で海岸の部第1位にも選ばれた古代からの景勝地である和歌浦は、1970年代から始まった「開発」という名の環境破壊によってその景勝海岸の大半を失った。当岬は和歌浦に残された唯一の自然海岸景勝地である。

戦国時代は雑賀孫市を頭領とする雑賀党の本拠と伝わる地である。海上交通の要衝紀伊水道に面しており、「鷹ノ巣」と呼ばれる断崖に建つ雑賀崎灯台からは友ヶ島から淡路島、四国まで一望できる。江戸時代には、リアス式海岸を構成する小さな岬の一つ「番所の鼻」に紀州藩の見張番所が置かれていた

写真を見てもらうとわかると思うけど、自然海岸景勝地という名の元に、船で働く人たちの家家家が笑 見ようによってはイタリア的にも見えなくないですが、来ないでください。現実は「あ、、、そういうことね」な感じです。

今日は別に目的もないわけで、ふらふら歩いていたら、原付のおばちゃんがいきなり

「にいちゃん?今日船でてないの?」
「ここに船があるからきっとでてないと思いますよ」
「やっぱそやな、船あるもんな。いや電話かかって来たんよ」
「今日出るっていうからきたんやけど。なあ、今日船でんのかいな」

なんか和歌山っぽいな。この懐の入り方苦笑 ここで育って都内で働くにはこのコミュニケーションは敵を作りやすいんだろうなと思う、曇りのGWでした。

#和歌山 #写真 #散歩 #雑賀崎 #景勝地

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