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エイプリルフールの日に
エイプリルフールという「嘘をついてもノーカン」という風習が苦手だ。公式に嘘をついてもいいというのが何故許されるのか未だに謎だけど近年ある「騙したもの勝ち」「騙される方が悪い」のも似た空気感なのかもしれない。
嘘で思い出したが、ちょうど信長公記と信長記の違いを動画で聞いていたが、信長公記は公的な情報だが信長記は江戸時代の文学だった。よくある桶狭間の奇襲や鉄砲の三段撃ちも文学である信長記が所出だったらしい。そして明治に軍部が奇襲の正当性を裏付ける情報として活用したと。
こうして見ると騙してなんぼと誠実性は100年単位で行ったり来たりするようだ。この辺りの空気は理解しておかないと怖いですね。
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