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ビビるってことは、やりたいってこと

ビビッて足がすくんだことって

今までありますか?


今朝、友人がシェアしてくれた動画をみた。

我武者羅應援団(がむしゃらおうえんだん)の応援動画だった。

私はこの動画で初めてこの方たちを知った。

この動画の中心となる

「19歳で一人でアメリカの大学へ行ったエピソード」が

自分の19歳の頃と重なる部分が多かった。


私の場合は、

出張が重なった父が現地までついてきてくれた。

いざ父が日本に帰るときに

急に一人で友達もいない異国の地で生活する恐怖にビビッて

ホテルの部屋で号泣した。


父は黙って見守ってくれたが

「アメリカで勉強すると決めたのは自分だから」と

残りの力を振り絞って立ち上がり

大きなスーツケースを引きずって

一人で学生寮まで泣きながら歩いていった。


留学前から英語を勉強していたとはいえ

先生の出身地や人種によって

話す英語が違いすぎて

何を話しているかわからなかった。


パワーポイントやホワイトボードも使わず

淡々と講義を続ける先生もいた。


だからといって

成績が悪いと奨学金もなくなるし

下手したら退学になり

ビザも無効になって日本に帰らなくてならない。

何が何でも食らいつくしかなかった。


くよくよして

黙っているだけだと

誰も気づかないし

助けてくれない。


せめて自分の存在を知ってもらうためにも

一番前の席に座り

最初から最後まで授業に食らいついて

先生に質問するようにした。


授業で学んだことを

一つずつ自分の体験に落とし込んで

宿題の論文を書いた。


ライティングセンターに

毎日通った。


速読力が問われる選択式の試験は

あまりよくできなかったが

小論文があるクラスの成績は次第に良くなり

3年生のときには

先生から学内の学会へ推薦してもらえるまでになった。


それから15年ほどたつ。

今でもビビって足がすくむことはたくさんある。


でも、周りから

「行動力がある」とよく言われるのは、

ビビッても力を振り絞って

前に進んだ経験があるからだと思う。


やりたいことは恐れの先にある。


どうでもいいことには

人はビビらない。


やりたいことだから

ビビるのだ。


ビビる自分を乗り越えるのか

その場に留まるのか

決めるのは自分だけだ。

そんなありきたりだけど

大切な学びを

思い出させてくれた動画に感謝する。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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