見出し画像

Xデザイン学校 ベーシック #02 エスノグラフィ/行動観察

#02のリフレクションです。自分の中でハッとさせられた、もしくは気になったポイントについて記載していきます。

世の中のほとんどの事象は数えられない

本当にその通りだと思う! しかしながら、とかく仕事においては、定量的に評価できなければならないと言われるわけで。
これに対して、広報活動というのは定量的に評価しにくいところがあり、「メディアにポジティブな記事を〇件掲載した ⇒ その記事掲載が何件の顧客獲得に寄与したのか数値で示せ」とか、「社内報の閲覧者が〇〇名になった ⇒ それが離職者数の減少にどの程度寄与したのか言ってみろ」などと役員(さすがに広報担当役員ではない)から言われると、本当に困る(涙)。。

人は記憶を最適化してしまう

以前の職場で、せいぜい十数人への回顧的なインタビューをベースに施策の方向性を決定したことがあったのを思い出しました(しかも、その施策はうまくいかなかったというオチまで付いている)。

自分のことを考えても、その時には物凄く辛い経験、もしくは怒りを覚えた経験だったはずなのに、今思い出そうとしてもその辛さや怒りを同じようには感じることができません。「人は記憶を最適化してしまう」ということに、ものすごく納得できました。
この回顧的なインタビューだけで、定性調査をやった気になってしまってはダメだということですね(やった気になってた。。)。

加えて、インタビュアーに対して、人は真実や本音をどこまで語ってくれるものなのか??というのも、今更ながら大いに疑問です。
インタビュアーに「なに、この人」って思われちゃいそうだから、本当は〇〇だけど、言うのはやめておこう、とか普通に誰でも考えそうですしね。
また、インタビュアーのスキルによっても、どこまでその人の真実や本音を引き出せるのかが変化するのではないでしょうか。

恥ずかしながら「エスノグラフィ」や「行動観察」の言葉の意味もよくわからないまま参加した2回目の講義でしたが、質的調査が重要だということが理解できました。

プラットフォームビジネスとは何なのか?

各グループが発表した事例の中で、ベネッセやLOOPなど「これはプラットフォームではないよね」と指摘されたサービスがありました。
では、何をもってプラットフォームなのか?

まだ自分の中でモヤモヤしている部分もありますが、ポイントは「経済圏」? 
プラットフォームが、デベロッパー(自社だけでなく他社も含まれている)とユーザーを結びつけ、それによってプラットフォーム・デベロッパー・ユーザーそれぞれが持つ想い(ビジョンやパーパスといったもの)を実現するとともに、収益も得られる仕組みである、ということなのかなと現時点では考えています。

ちなみに、今回の課題に取り組みながら「まずい!」と思ったのは、プラットフォームビジネスといわれて、「Netflix」、「アマゾン」、「楽天」など誰でも知っているようなものしか思い浮かばなかったこと。
発表で出てきた「minimo」や「ZAIKO」は知らなかったですし、各チームのmiroボードを見ると、それ以外にも知らないサービスが複数ありました。
世の新しいサービスに全然ついていけてない。。
次回以降、課題企業のお題に取り組むにあたり、世の中にはどんなプラットフォームビジネスが存在しているのか、情報収集したうえで臨まなければという気持ちになりました。

さいごに

2回目の講義も、1回目と同様に非常に濃密で、充実しておりました。
理解が追い付いていないところも多々あるので、しっかり復習します。

で、次回はついに(とうとう?)課題企業の方がいらっしゃるそうです。
知り合いだったらやだな、など複雑な思いもありますが、引き続き頑張っていきたいと思います!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?