週末ラーメン便り (2)
週末ラーメン便り(2)
ら〜めん大蔵
よく晴れて風の爽やかな気持ち良い朝。
部屋の掃除をして、一週間の疲れがリフレッシュされるような気分です。こんな日は部屋にいては勿体無い。そうだ、ラーメン屋行こう。
ということで今週はガッツリ一乗寺に来た。辺り一帯がスープのかおりに包まれていることがマスク越しにもわかる。まさにラーメンの街。
高野交差点の方からやって来ると最初に気になるお店を発見。ら〜めん大蔵さん。暖簾の先から漏れ出る醤油スープ臭にまんまと引き寄せられる。
食券を購入して待つこと少し。
「しょうゆラーメン」のお出ましだ。
金色スープに浮かぶキラキラの背脂。
これぞ京都ラーメン。とんぶりの縁にちょっと付いてる背脂がいい雰囲気を醸している。顔を近づけるとアブラのかおりが湯気と共に立ち込めているのがわかる。これは楽しみだ!
細ストレート麺はすすり心地の良いややかため。
シャキシャキの刻みネギとの相性バツグン。
スープはパンチ強めの鶏ガラ醤油にほのかに一味を感じる。メンマは甘さを感じるものの、スープとのギャップが個人的にはツボだ。
これを求めていたんだな〜。パンチ強醤油スープ大好きの私としては、これこれ!!な一杯。
来週も来るか…いかん、週末ラーメン便りが毎回ら〜めん大蔵さんになってしまう!
後ろ髪を引かれるようにスープをごくごく飲む。
ごちそうさまと水でお口直ししたのに、やっぱりもう一杯だけ…とスープを飲んでしまう。この一口をしっかり覚えておこう。
隣のお兄さんが食べていた唐揚げがすごく美味しそうだった。今度はもっとお腹を空かせて来よう。
大蔵さんのお父さん、お母さんはとても優しく接客してくださった。店の雰囲気は薄暗く、おっちゃんやお兄さんがカウンターに向かって黙々と啜っていた。それでも20代女性である私が居辛ささを感じなかったのはこのお父さん、お母さんの人柄が醸す実家のような安心感なのかもしれない。
ラーメン屋さんの魅力はラーメンの味だけでなく、店員さんの愛を感じられる瞬間にもあると思う。ごちそうさまでした。
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