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本を数えたら359冊だった

なんかもう、タイトルが“ただの事実”というか
思考停止している感じがする。

私のここ2.3年のジレンマ、それは「本棚をなんとかしたい!」であった。

増える本、減らさない本。
…あれ?つまりスペースだけが減る。

「読まなきゃ読まなきゃ」と思いつつ、
手にした時ほどの読みたい欲求がなくなってしまった本。「名作だから、取っておこう」と思いつつ、あんまり好きではない本。

これは精神衛生上、よくない。

「取っておけばよかった!」と思った時はまた探して手に入れればいいし、その時にかかるコストはというと、普段の精神衛生上の健康と秤にかけると瞬殺で精神衛生上の健康の勝利だ。

そこで、まる1日かけて本棚を整理した。

出てくる出てくる、本。
「君はそこにいたのか!」
「あれ?あの本がいない…」

感動の再会や身に覚えのない別れ。

まる1日かけてやろう!と意気込んで始めたけれど、ほんとにまる1日かかるとは思わなかった。
足腰がちょっと痛い気がする。

でも、終わってみるとスッキリ。
いや本当は終わっていないのだが、ひとまず毎日目にする本棚に置く本は、「毎日眺めたい本」だけを並べるようにした。

さて何冊残ったのだろう、と数えてみる。
全ての本の背表紙が見えるように挿したので、スムーズに数え終わった。

その数なんと、359冊。辞書類をのぞいて。

この冊数が多いのかどうかいまいちわからないが、6畳半の部屋に置く冊数としては多い気がする。

結構がんばって厳選して359冊。
気を抜くとまたすぐに500冊くらいに達してしまう気がする。

自分のもちものの数や種類を把握するのは大切だなあ、と感じた夜であった。

この写真が、わたしが「トップオブわたしの好きな本」とダサい名前をつけた棚の写真。

あ、でも写真を見て気づいたが「beの肩書き」は10冊セットを買っていて、人にまだあげてない分の2冊が重複している。だから357冊か。
まあいい。

お金をかけずとも、自分の機嫌を自分でとることはできる。

たとえば本棚をスッキリさせたり、トップオブわたしの好きな本を目線の高さに集めたり。

翌日激しい筋肉痛に襲われながら、
なかなかの達成感と幸福感を味わうのだった。

#エッセイ #断捨離 #本 #自分の機嫌を自分でとる



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