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【23歳】人から喜ばれるサービス

これが今の私が最も大切にしていることです。

まず相手に喜んでもらえることは何かを考えて、

日本舞踊の価値をどのように伝えるか、
どの部分の質を高めるかを父と相談して、
決めています。

「継承」という言葉はとても重く捉えることができますが、
例えば子供たちが、
子供舞踊塾で学んだことや楽しかったエピソードを、幼稚園や学校で話してくれることで、
相手に日本舞踊というキーワードが入ってくることも、
継承活動のひとつとして貢献できる一歩かなと考えています。

担い手を増やす、次の世代につなげる
こうした大きな目標に向かうまでに、
「また見たい」「また体験したい」と感じてくださるサービスを届けること、
またその体験をしてくださった方が、
また別の人に話してくれること、
そういった小さな目標を積み重ねていきたいと思います。

はじめは2人だった子供舞踊塾は、この4年間で
40人以上の大家族へと成長しました。
数だけが全てではないものの、
たくさんの方が一緒に道を歩いてくださることが
とてもありがたいことだと実感しています。

また、お客さまの心理的負担を考えて
1年からでも参加できる「単発型」のスタイルを考えたものの、
次シーズンへの継続率は8割を超え、
「また体験したい」を実現することができていることも、
とても嬉しい結果だと思っています。

体験を支えてくださっているのは、
日本舞踊の舞台を作り上げるスタッフの皆さま
ご支援いただいている企業の皆さまのおかげです。

成果発表の場にお運びいただいている皆様、
そして参加してくださっているご家庭の皆さまには、いつもたくさん助けていただいております。
私自身も、学ばせていただくことの多い活動です。

子供はどんどん成長していきます。
いつか子供から大人になっていきます。
そんな時、子供の名前のついた「子供舞踊塾」が
彼らのためにできることは何かを考えて、
大人になった子供たちにも寄り添い続けられる場所になっていきたいです。

子供と一緒に、この組織も成長できるように、
頑張ってまいります。

そして、表舞台に立つ仕事は
これからできること・掘り起こすべきことがたくさん詰まっています。
ぜひ皆さまのご意見を伺いながら
より良いサービス作りを目指してまいります。

今年はどんな仕事との出逢いがあるか、
楽しみです。

日本舞踊家 有馬和歌子


記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。 いただいたサポートは勉強や研究代に充てて、これからより良い仕事ができるように頑張ります! 引き続き、よろしくお願いいたします。