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職場復帰で意識すべき3つのこと・後半

先月私の後輩が育休から復帰しました✨
めちゃめちゃ仕事のできるスーパーウーマンというイメージの彼女でさえ、復帰直後は緊張するし、新入社員みたいな(右も左も分からない)感覚があったとのこと。

それほど職場復帰ってドキドキするし、ストレスも感じる一大イベントなんだよな~と改めて感じました。

 

さて、育休後アドバイザーとして、職場復帰にあたり私が「大事だな~」と思ったことについて後編を書きたいと思います。

前回は「1・自己開示」について書いたのですが、今回は「2・分断しない」と「3・自分の気持ちとの向かい方」についてです。

2・分断しない

分断とは、イメージしやすいところで言うと、
「育児はママ、パパは仕事、だからパパはおむつの替え方も離乳食の作り方も分からない」という状況です。
ママとパパの間が分断されています。

職場で言うと
「パパママ世代の状況は分からないし、分かる人に任せておこう」という状況です。
これはパパママと、その状況が理解できない昭和の時代を生きてきたオジサン上司の間が分断されています。

こういった分断はよく生まれがちです。

正直、分断は悪いことばかりではなく、自分と回りをカテゴリー分けし、役割分担して考えることができる、というメリットがあるし、その方が実際に楽ではあります。

ただ、お互いを理解しあうという部分においては、大きな障壁になってしまいます。

 出産・育児って誰のものなんだろう・・・
ママですよね。もちろんパパ(パートナー)もです。
そして、ママの会社の人たち、パートナーの会社の人たち、みんなに関わってくるものです。
(いつ何時部下がパパママになるか分かりませんよ?)

だから自分は関係ないって思わずに、皆興味を持って、できるだけ理解していてほしいな、って思います。

そして分断が起こらない工夫も大切です。
最近では産婦人科で実施されるプレママ講座はパパも参加OKとなっていますが、これも分断しない工夫ですね!
もし社内で育休セミナーなるものが開催されるのであれば、自分には関係ない!って思っている方もどんどん参加してみて欲しいな、と思います。

 (理解することを)あきらめたら試合終了だよ・・・(By安西先生)

 

3・自分の気持ちとの向き合い方

育休復帰後って時短勤務だったり、園からの呼び出して早退したり、子供が風邪をひく度休んだり・・・

会社のメンバーに申し訳なさ過ぎて、自分なんて復帰しないほうが良かったのかな・・・みたいな気持ちになりますよね。

実際に自分ができない仕事の負担は他のメンバーが被ってくれている訳であり、それに対しては心からのありがとうが必要だと思います。

ただ、自己肯定感を下げるだけの過剰な申し訳ない気持ちは手放しましょう!
中々手放せない人は、「5年後、10年後にお返しするから・・・!」という考えでいると良いと思います。

もちろん今負担をかけているメンバーにお返しが出来たら良いけれど、そううまくはいかないので、別のメンバーにであっても、社会にであっても、近所のパパママにであっても、誰に対してもで良いでのです・・・
そうやって助けられたり助けたりしながら社会は回っているのだと思います。

優しい会社が増えればいいな

今回育休後アドバイザーの資格を取得したので、育休から復帰するママパパに対しての内容で書いたのですが、
分断しない・お互いを理解する努力をする・助けたり助けられたり、っていうのはどの世代のどんな人にも通じることなんだな・・・

 そんなお互いに優しい気持ちでいられる会社が増えるといいな~と心から思っています。


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