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職場復帰で意識すべき3つのこと ~育休後アドバイザーの独り言~

育休後アドバイザーとは

「育休後アドバイザー」資格を取得しました。
育休後アドバイザーとは何ぞや?ですが、女性と仕事研究所が認定する民間資格でして、職場や地域で仕事と育児の両立に悩んでいる人に的確なアドバイスができる人という定義となります。

私は現在2歳と5歳の女の子を育てながら働く、いわゆるワ―ママでして、育休→復帰を2回経験しました。その中で色々なモヤモヤを感じつつ、かつ、転職コンサルタントとして勤務しているので、絶賛育児中のお母さん方からのご相談もたまにあり、さらに、来月後輩社員が育休から復帰する!ということもあり、「取るなら今でしょ!?」の勢いで、ここぞとばかりに新設された会社の越境学習手当て(年間5万円)を使って応募した、という流れとなります笑

私としては、女性と仕事研究所が期待する、地域でのセミナー開催や、より多くのお母さんが幸せに・・・などということは全く考えておらず(女性と仕事研究所様、スミマセン・・・!)、ただ、自分の身近にいて、ちょっと困っている人に対して、少し気持ちが軽くなる言葉をかけれたらな・・・。
あとは、自分の気持ちも軽くできたらな、と思って受講しました。

とても勉強になる内容ばかりだったのですが、職場復帰するにあたり私が大事だな~と思った以下の3点について書いていきたいと思います。

  1. 自己開示

  2. 分断しない

  3. 自分の気持ちとの向き合い方


自己開示

みなさん、育休から復帰された方の生活について詳しく聞いたことがありますか?
そして、育休から復帰したママ、そして復帰したママのパートナであるパパ、自分のプライベートの部分をどこまで職場に伝えていますか?

たとえば、
パートナーの仕事の状況や保育園の送り迎えにどれだけの時間が取られるのか、子供が保育園に行けない時の対応はどうするのか、自分とパートナー以外に頼れる先はあるのか、あるのであればどのような頻度で頼れるのか、などというハード(環境)の部分。

そして、ソフト(気持ち)の部分、例えば、復帰後1年間は子供優先で動いていきたい、とか、頼れる先はあるけれどもできる限り自分が面倒を見たい、とか、できるだけ他の社員と同様に扱ってほしい、とか、そういった自分の「こうしたい」という気持ちの部分。

それらを事細かに会社側に伝えていますか?

 ここらの情報って、あえて聞かれなければ答えないし、堂々と伝えるのは「大変さアピールしているみたいで・・・」と遠慮してしまう方も多いような気がします。逆に、会社側もプライベートな話なので、よっぽどのことが無い限り、そこまでしっかりと確認することはないので、なあなあな状況になっていることが多いです。

でも、それがお互いのモヤモヤを生み出す原因の1つになるんだろうな、と思います。

 会社側が良かれと思ってやった業務の軽減は、人によってはマミートラックなのでは?という誤解を生みかねないし、
こどもが病気の度に休みを取る社員のことを「やる気がない」と判断してしまう悲しい事態にもなりかねません。(→やる気がないのではなく、そういう環境なので、仕方ないのです・・・)
はたまた、会社側は思っていなくても、周りからやる気がないと思われているのでは?と思い込んで落ち込む、という負のループに陥るママたち・・・
結構アルアルなのではないかな、と思っています。

 会社側の開示も同様に必要です。
社員に対しての
「期待」の部分・・・こういう立場、業務、成績などを求めているよ、という本人に対する期待の部分
「配慮」の部分・・・本人の状況・気持ちを踏まえて、会社側が他の社員と区別をつけている部分

両方を開示してもらえると、お互いもとってもすっきりして納得して働けるのではないかと思います。

かくいう私も・・・

復帰後モヤモヤしていた時もありました。
会社側のありがたい配慮なのに勝手に戦力外通告されたような気持になって落ち込んでいたこともありました。

ただ、社長から「今は役に立たなくても、5年後10年後に役に立てばいい」みたいなニュアンスの言葉をいただき、すっと心が軽くなった記憶があります。それはまさに会社側が開示してくれたおかげだな、と思っています。
役に立たなくても、とは言っていないですね💦社長覚えていなくてごめんなさい笑!

 

今回は「開示」について書きました。

次回は「分断しない」「自分の気持ちとの向き合い方」の2つについて書きたいと思います~♪

 解決策は答えられないけど、気持ちが少し軽くなるアドバイスはできる育休後アドバイザーがいる北陸人材ネット。
北陸で転職を考えるパパ・ママ、プレパパ・プレママの皆さん、是非、転職相談にお越しくださいませ~✨


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