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近き世のものがたりまとめ~源氏で紡ぐコラム~

「近き世のものがたりまとめ」2020年12月第4週

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及ばぬ高き姿を体現する

子宮系歌人 梶間和歌です。


お待たせしてきた『源氏物語』連作

「源氏で紡ぐ和歌便り」の第1章、

先月公開しました。


これのご案内と、それに付随したコラムと。

こちらが12月第4週の週末記事になります。


お楽しみください。


12月26日 【源氏で紡ぐ和歌便り】嫌われ者のあの人


“嫌われ者のあの人”を作中主体(主人公)に編んだ

『源氏物語』連作、

そして解説少々。(少々? )


ありきたりな源氏論や源氏解説に

飽き飽きしている方にも

「お? 」と思っていただける作品に

なったのではないかな。

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何かに対する光の当て方や当てる深さに

妥協をしたくないです。


たとえその結果が人と同じになったとしても、

妥協のない自分の問いの積み重ねの結果が

たまたま人や世間と同じであるのだとしたら、


流されたり怠慢だったりした結果のそれと

意味が異なりますし。


12月27日 制限、自由、責任


結社にいたころの月詠は月8首まで。


そこを抜けて、自主的に定期的にやると決めた

「源氏で紡ぐ和歌便り」は

すべての制約が内発的なものになります。


締め切りも、主題も、歌数も、連作の構成も。

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詩に限界を感じて短歌業界に来たばかりのころ、

「詩の人はすごいね」と短歌の皆さんに言われたことも

よく覚えています。

“詩型が決まっている”という制限は

ある意味楽でもあるのだ。

(だから短歌や和歌が簡単だ、ということではまったくないが)


個人事業歴が長いとうっかり忘れそうになりますが、

会社勤めの長い方にとっては

“今日何をするかをすべて自分で決める”という

個人事業主や起業家の生き方は

自由すぎて、怖くて仕方ない、なんていいますしね。


このころの和歌紹介の記事は


3週間分まとめた記事をこちらに投稿しました。


コラム記事ももちろん楽しんでほしいですが、

和歌紹介の記事も読んでいただきたいです。


和歌紹介と呼ぶべき枠を超えて

コラム寄りの濃さ、長さの記事になったものも、

最近は増えていますが……。


まだ公開していないものの、

「永福門院 鳥の声【第1章】」というタイトルの

和歌紹介の記事が、明日控えているよ……。


【第1章】て。何章まで続ける気なん。

“紹介”の定義とは。


ご確認はアメブロのほうでよろしくね^^


それでは、また次回。

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