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「顕著な大雨に関する情報」

近年、気象情報で「線状降水帯」という言葉を耳にすることがあると思います。これは、積乱雲(発達した雨雲)が、線状にどんどん発生して、ほぼ同じ場所を通過・停滞することで作り出される、強い雨のエリアです。

昨年7月には、「線状降水帯」が多数発生で、想定を上回る河川の増水により特別養護老人ホームの入居者14人が亡くなりしました。

気象庁では、2021年6月17日より「顕著な大雨に関する情報」の提供を開始します。レーダーなどにより「線状降水帯」と考えられる雨量や雨域が発表基準を満たすと土砂災害や洪水災害の危険度が、急激に高まってきた場合に、緊急的に発表する情報です。

この情報が発表された時には、危険度が高まっている状況だと判断し早めの避難等命を守る行動をとっていただきたいと思います。

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